ゴルフクラブの偽物の見分け方をご紹介します。
ネットでクラブを買ったらコピー商品だった。
最近では、本物そっくりの偽物クラブが増加しています。
それは、まるで本物と見間違えるかのごとく精巧につくられているので、パッと見わからないことが多いです。我々消費者は『偽物』にどう対処すればいいのか?この記事では、コピー商品の見分け方、その対処方法について書いていきます。
偽物クラブの見極め方
偽物のクラブを見分けるポイントは4つあります。
精巧に作られているとはいえ、しょせん偽物は雑です。
【偽物の特徴】
・グリップの模様が違う
・ヘッドの刻印と色が違う
・シャフトが太い
・塗装のマスキングが雑
など。
全体的に荒が見えるので、よく見たら気づくはずです。
ちなみに、アイアンの場合は、ソール幅が違ったり、バッジが雑に貼られていることが多いです。またチタンフェースとうたいながら、実はステンレス製で出来ており磁石がくっつく物も存在します。
偽物は打ったときの打音が低いものが多いです。
本物は軽快でカーン!という心地良い高音の金属音ですが、偽物はやや重くバシーンという鈍い音が鳴ります。
偽物のシャフトは硬くてしなりません。
なかにはフレックスRなのに、Xに相当する硬さのものもあるのだとか。しなりを感じにくく重たいのが特徴です。さらに1インチほど短いものや、シャフトが太いものが多いです。
偽物は芯が狭いので飛距離が伸びません。
少しでも真芯を外すと曲がってしまうのです。本物のクラブはフェースに偏肉加工が施されているので、スイートスポットが広くて、少々芯を外しても飛びます。とはいえ、まともに当たった時の飛距離はさほど変わらないので、見分けるのは難しいかもしれませんね。
ネットで購入する際の注意点
ネットで買う場合、大手の楽天やYahoo!ショッピングなどは安心できると思います。Amazonの場合は中華系の販売店のものは、偽物が含まれている可能性があるので避けたほうがいいでしょう。
インターネットでトラブルにあった場合、相談できるのが国民生活センターです。もし偽物をつかまされたら、消費者ホットラインに電話しましょう。番号は『188』です。入手しにくい限定クラブを大幅に値引きして売ってるサイト、外国のにおいがする、明らかに日本語がおかしいサイトや、レアクラブを多く取り扱っているサイトからは、絶対に買わないことです。
また、ヤフオク!やメルカリやラクマなどの、フリマ、オークションサイトでは偽物が多く出品されてることが多いです。もし、偽物を購入してしまった場合は、返金申請すると審査が実施されて、返金されることもあるそうですが、結局泣き寝入りも多いそうです。フリマアプリの場合は、受け取り評価前に運営会社に相談しましょう。取引が中止されることがあるようです。
評価した後では手遅れなのでご注意ください。
そして、偽物を処分するために、転売するのもいけません。偽物を売ると刑法違反です。刑法第246条により「10年以下の懲役」に科せられます。勿体ないから転売すると加害者になってしまうので注意が必要ですね。弁護士に無料相談できることもあるので、警察に行く前に状況を整理してみるのもいいでしょう。
偽物クラブに騙されないようにしましょう!
見分け方は4つ。
①見た目
②打音
③シャフトのしなり
④飛距離
ネットで買う場合は、楽天などの大手が安心。もしくはゴルフ5など店舗型のショップが運営しているネット販売サイトがいいです。また、不運にも悪質なサイトで偽物をつかまされた場合は、国民生活センターか弁護士に相談してみましょう。
偽物は海外メーカーの方が多く、テーラーメイド、キャロウェイ、タイトリストなどの人気ブランドは、ニセモノが多く出回っています。購入の際はしっかりチェックして見極めることですね。
最近では、各クラブメーカーも対策としてシリアルコードの発行や、防犯シールなどをクラブに貼っています。偽物を見分ける基準として確認してみましょう。
では、参考になれば幸いです。