ドライバーで350ヤード飛ばす男がいるんです!
そのスイングを見ると6つのコツがありそうです。その男は、普通の体格でして、特別背が高いとか、デブってるというわけじゃありません。
じゃあ、ワシでも300ヤード飛ばせるかのぉ。
(汗)。む、無論、可能性はないとも言い切れないでしょう。
187センチ95キロの体格の人と、174センチ70キロの体格の人だと、どう考えても前者の方が飛距離がでそうですよね?でも、後者の方が飛ばせることもあるのです。そして、なにを隠そう、350ヤード飛ばす男は、身長174センチの体重70キロなのです。
この男の名は、JPLAドラコンプロの今泉健太郎さんです。
な、なんと!最大404ヤードも飛ばしたことがあるそうです(汗)
マ、マジっすか。。。Σ(゚∀゚ノ)ノキャー
ということで、この記事では、ドラコン戦士、今泉健太郎プロのスイングを解析し、飛ばしの秘密を紐解いていきたいとおもいます。
アドレスで3つ、スイングでも3つの大事なポイントがあります。
では、順番にみていきましょう。
体の正面でインパクトするために守るべきアドレス3つのポイント
飛距離とアドレスはいっけん関係なさそうに思いますが、非常に重要です。
飛ばしのコツはインパクトを体の正面で迎えること!
これを実現させるために、アドレスで体の中心に手、ヘッドをセットすることが大事なのです。
ポイントは3つあります。
①ヘッド位置を12時に置く
インパクトで一番パワーが出るのは体の正面で打ったときです。体の正面でボールを打つことが出来れば飛距離が伸びます。そのためには、アドレスでヘッドの位置を時計でいう『12時の位置』に置いて胸の中心にセットします。
②両ヒジを体に向けてグリップする
両ヒジを内側に向けてグリップすると、勝手に両ワキ脇が締まります。このグリップをすることで、ワキが締まって手と体に一体感が生まれるので手元が体の正面から離れません。
やり方は簡単。一度手を胸の手前まで上げて、両肘の内側を空に向けます。そこから手だけを内旋させて下ろせば正しいグリップが作れますよ。
③両足を揃えて左からスタンスを作る
両足を揃えて胸の中心の12時にヘッドをセットします。
次に、左足→右足の順番でスタンスを作ります。
こうすることで、ヘッドと体の関係をキープしたまま構えることができます。
アドレスに関しては、上記3つのポイントを守れば飛距離は伸びます。タイミングよく体の正面で打つためには練習は必須ですね。
では次に、振り方をみていきましょう。
スイングはにかく腕を振るべし!
正しいアドレスが作れたら、あとは腕を振るだけ。
基本的なスイングは体を使った振り方ですが、逆に腕を振る意識を強くもつことが飛ばせるようになるコツだそうです。
以下の点を意識して素振りしてみましょう。
①胸とお腹を右に向ける
胸と同時にお腹まで右に回すようにし、ブン!と強く腕を振って、深い捻転のトップを作ります。
トップでの捻転が浅いと、突っ込んじゃいます。また、胸だけを回そうとすると、下半身が止まって右に流れてしまうので注意が必要です。
②ヒジから先を上げ下ろす
両肘を内側に向け両ワキを締めたまま腕を振り上げ振り下ろしましょう。
トップで上体を右に向けたままヒジから先をボールに向け一気に振る感覚です。
左右への体重移動を少なくすることで、体の軸を安定させアドレスで作った形を崩さないように注意します。
③インパクトで手をヘッドが追い越す
ブン!と腕をインパクトに向かって振るので、そこで手が止まってヘッドが追い越す感覚が大事。
インパクトで手を止めるイメージです。
ヘッドが大きく走ってより飛距離が伸びます。ちなみに、こうすることで、勝手にヘッドが走ります。体の軸をできるだけ左右にブレさせないで、深い捻転のトップを作り、腕だけをボールに向かって振り下ろす。こうすることで、左への軸ブレを少なくできるのですね。
ヘッドは振り遅れずにタイミングよく体の正面でインパクトできるので、爆発的に飛ぶってこと。
では次に、この感覚を身につけるのに『最適な自宅で出来る練習方法』を紹介します。
自宅で出来る2つの練習法
家でいつでも簡単に出来る飛ばしの練習法です。
まずは深い捻転のトップを作る練習から。
・両手をクロスさせてベルトを持つ
・両手を動かし体を右に回す
これだけです。
その際に、右手をしっかり引っ張ること
こうすれば、左腰から大きく回すことができます。この練習でグル!っと上体が大きく回る感覚を身につけることができます。それにストレッチの効果もあります。
これは仕事中でも、お出かけ中でもいつでもドコでもできますね。
次は、腕を振る感覚を身につける練習。
ゴムティとマットが必要ですが、家にあれば出来ます。ゴムティをボールの位置に置き、それを行きでフェースに当てて、帰りはバックフェースに当てます。これを連続で何度も当たるように振ります。
コツは、両ワキを締めて、ヒジから先だけでクラブを振り上げ振り下ろすこと。
ゴムティーの連続打ちをして、何度も繰り返しているうちに、スイング軌道が整ってくるのが自分でもわかってきます。
・体を回さず腕だけで振る
・行きも帰りも同じ軌道で振る
というのがミソですね。
この2つの練習をコツコツ空いた時間にやっておいて、打ちっぱなしの練習でその感覚のまま、実際にボールを打ってみるといいでしょう。
では、参考になれば幸いです。