ゴルフ初心者さんはスクエアグリップで握らないでください!
よくグリップの基本といえば、スクエアグリップだといわれてます。
ただ握るだけで正しい握りのグリップが覚えられるという練習器具が販売されてますが、あれはスクエアグリップの型が付いてるのでダメです。
なぜスクエアグリップがいけないかというと、
昔のドライバーに合わせた握りだから
です。
昔のゴルフクラブは現在のものと全くの別物なのです。
というのも、昔のドライバーは、ヘッドが小ぶりの木製式でした。
このドライバーは手首の返しで振るのが必須なので、手首を返しやすいスクエアグリップが主流だったわけです。
でも、現在のクラブは、ヘッドは大型だし、シャフトも昔と違うカーボン製になってます。
つまり、現在のクラブをスクエアグリップでにぎっちゃあダメよってことなんです。
特に初心者さんは要注意です。
ベテランの方や、上級者ならば手首を上手く返して打ちこなすことができるでしょうが、初心者の場合あるミスを誘発してしまうことになります。
スクエアグリップにしたら起こるミスとは
あなたは、スクエアグリップの提唱者で有名なベンホーガンという人をご存知でしょうか。
ゴルファーのバイブルともいわれてる「モダンゴルフ」というゴルフレッスン書を出してる人です。
この重鎮が、スクエアグリップを提唱したから、皆がこぞってスクエアグリップで握るようになりました。
でも、よーく調べてみると、このベンホーガン氏は、フッカーなのです。
フッカーとは、スライサーの逆でフックのミスが出る人のことをいいます。
彼は元々フッカーで、どうすれば勝てるのか悩み、追求していった結果がスライスを打つことだったのです。
つまり、
モダンゴルフの教えはスライスを打つための理論
なのです(>w< )
僕は元々生粋のスライサーでしたし、ゴルフ初心者の90%はスライスに悩まれてると思います。
だから、
スライスに悩む人がスクエアグリップにすると益々スライスに悩む
ということなんです(TдT)
じゃあどうしたらええねん!
って人は、以下の記事に答えが書いてあるので、ご覧ください。
ちなみに、スクエアグリップだとなんでスライスするのかというと、
手首のコッキングが作りにくいから
です。
体を使ったボディーターンで振れない初心者にとって、手首のコックは必須だといえます。
ただでさえボディターンで打つことに慣れてない初心者が、手首をコックせずにダウンスイングで手首のリリースが早くなれば、確実にアウトサイドインの軌道でスイングします。
アウトサイドからクラブがくれば、カット打ちになりスライスします。
簡単にインサイドからクラブを下ろすには、スクエアグリップじゃダメなんですね。
ということで、僕はスクエアグリップを推奨してません。
もちろん反対意見もあるでしょうが、
あえて難しいことをする必要はない
かなと思うわけです。
僕らアマチュアゴルファーは、できるだけ簡単なやり方で上達していけばいいと思います。
参考になれば幸いです。