正しいコックの作り方をご紹介します!
最近では「ゴルフスイングにコックは必要ない」と言われることが増えてきました。
果たして本当にそうでしょうか?
ですが、ノーコックはありえないと僕は思います。
ではなぜコックは必要なのか?
コックの仕組みを理解できれば、スイングの再現性が高まるだけでなく、球がつかまりやすくなるので、飛距離も伸ばすことができます。
簡単に球がつかまる正しいコックの方法
これさえわかれば、鬼に金棒ってやつですね。
ということで、まずはコックがなぜ必要なのか?という所から解説していきます。
ゴルフスイングにコックは必要な理由
なぜコックが必要なのか?
それは、
タメが出来るから
です。
コックを入れることにより切り返しでタメができます。
プロや上級者のインパクトがハンドファーストになるのは、ボールを強く押せているからです。
コックがほどけて手首がインパクト前に伸びた状態だと、ボールを強く押せないのです。
だからコックを使ってタメを生み出す必要があるのですね。
真っ直ぐ当てようとする意識が強いと手首をほどいて当てに行く動きが強くなってしまう
これがミスショットや飛距離が伸びない理由です。
インパクトで手首の形がほどけてしまうとカット軌道になりやすいのです。
ボールを真っ直ぐ強く押すためにはタメを作ることが重要
そして、
タメを作るにはコックが必要
というわけですね。
では、次に正しいコックの作り方をご紹介します。
コッキングは3種類!自分に合うものを採用セヨ!
ゴルフスイングにおいてコックが大事だとわかったが、どのタイミングでどうのようにコックを入れればいいのでしょうか?
コックを入れるときに悩むのがタイミングですが、コックは自分に合ったタイミングで行えばよいです。
具体的に、コックには3種類のパターンがあります。
①レイトコック
右太ももの前辺りまでアドレス時の形をキープしてテークバックします。右太ももの前辺りからコックを入れ始めて、トップまで上げるやり方です。体や肩が回らず腕だけでクラブを上げがちな人にオススメです。
③アーリーコック
アドレスの状態から先に手首のコックを入れるやり方。トップでの手首の形をアドレスの時点で決めてしまうイメージですね。アーリーコックはトップでオーバースイングになりがちな人に合うでしょう。左前腕の回旋を入れながらやるのがコツです。よく振り遅れるという人に合う方法ですね。
③ダウンコック
アドレス時のコックの状態をギリギリまで維持してトップまでいき、切り返した後にコックを入れるやり方。どちらかというと意識してコックを入れるというよりも、下半身リードの切り返しによって自動的にコックが入るやり方ですね。手打ちが悩みという人はこの自然にコックが入るのを待つ方法が合うかと思います。
とにかく、一度全部試してみて自分に合うものを採用してみましょう。
正しいコックは正しいインパクトに通ずる
コックの作り方を少し変えるだけで今より球がつかまりよく飛ぶようになります。
→ゴルフのテークバックでシャットに上げるとミスる理由と解決法
では次に、コックが作りにくいという人に試してほしいやり方を紹介します。
コックが上手く入らない人への処方箋
コックが上手く入らないという人は。
ウィークグリップで握っていないか?
ということを確認してください。
ウィークグリップで握るとコックが入りにくくなります。
人間の体の構造上、手の甲が上を向いた状態のほうが手首が縦に動きやすく、手の甲を横に向けた状態だと横には動くが縦には動きにくくなります。
これを踏まえて、自然とコックが作れる方法を紹介します。
①左手でグリップをやや上からストロンググリップで握る
②左手の平で右斜め前の地面を押すように動かす
以上。
この2つのポイントを意識するだけでOKです。
めっちゃ簡単でしょw
左手を上から握って地面を押すように動かすことで、テコの原理が働き自然とヘッドが上にあがります。
この動きがコックが入った状態となります。
こうなるとクラブが立ちます
クラブが立つのはコックが入るからなのです。
ウィークで握ることは悪くないですが、手首が使いにくくなるので、そのぶん腕の回旋や体を使った動作が必要となります。
コックに一つの答はありません。
色々と試してみて、自分に合ったやりやすいコックの入れかたをマスターしましょう。
では参考になれば幸いです(^^)v