ゴルフのスイングは回転がキモです！軸を回転させると上手く打てます。
これは間違いない事実です。私もゴルフを始めたころは体を回すといっても、腰を切って回したり、腕だけで回して手打ちスイングしてみたり、どうにも上手く打てませんでした。
学生の時は野球部だったので、ちょっとは自信があったのですが、全くダメでした。ゴルフって止まってる球を打つだけなのに難しいですよね。でも、練習に練習を重ねて、肩を回すことが重要だということに気づき、さらに練習して最終的に行き着いた答えがあります。
ゴルフでいう回転とは『背骨を回転させること』なのだと悟ったのです。
では、詳しくみていきましょう。
ゴルフの回転軸は背骨がいい
ゴルフのスイングは体に中心となる軸を作って、その軸を上下左右にブレないように回転させることだと気づきました。その軸というのが「背骨」なんです。
野球をやっていたせいか、腰を切るのは得意でしたが、それだけでは振り遅れるし、肩を回そうとすれば腕だけ先行して手打ちになるし。とにかく体を使って上手く打てませんでした。それを解消したのが、背骨を回転させて振ることだったのです。
ただし、ドライバーとアイアンでは回転のニュアンスが少し違うので、注意が必要ですね。
では次から、具体的なやり方をみていきましょう。
背骨を軸にして肩を回転させる方法
背骨を軸にして肩を回転させていくわけですが、原則としてドライバーは水平回転でアイアンは縦回転になります。
なので、ドライバーの回転で重要なことは、いかにして水平に回していくかということになります。テークバックの開始と共に左肩は、下に下がります。これは下半身の動きが悪いことが原因です。
そこで、まずは、肩を水平に回転させるということがどうのような動きなのかを知る必要があります。アドレスで体をわずかに前傾させますが、その角度の分だけ肩の回転は斜めになりますよね？この前傾姿勢がゴルフのスイングを難しくさせる要因なのです。私はこの前傾と回転のバランスでかなり迷いました。
結論を言うと、肩は水平に近い角度で回すと良い感じで回転できます。
この動きを知るには、両手でクラブを水平に持って体をアドレスの時のように少し前傾させます。このポーズから体を９０度回転していきます。
体を前に曲げた分だけ斜めになりますが、両手はほぼ水平に近い角度で動きます。この角度の動きがドライバーショットでの肩の回転なのです。
これがいわゆる、ドライバーのレベルスイングってやつです。ティアップしたウッドでは、肩はこうして水平に回しますが、アイアン、とくに短いアイアンになると、肩は水平というよりも、むしろ上下に近い動きになります。
なぜならば、アイアンショットでは、ボールを上からとらえる軌道を求めるからです。短いクラブではボールに近づいて立ちます。軌道もアップライトになり、縦振りの傾向が強くなります。
クラブが短くなるから、アイアンは肩を縦に回転させていくのです。
ドライバーのように長いクラブと、短いアイアンとでは、肩の回転を一緒にするというわけにはいかないのです。
ショットの再現性を高めるために背骨の中心点を決める
ショットの再現性を高めるため、いつも同じ円を描くためには、必ず円の中心軸が必要ですよね？軸を作るといえば、首の付け根だったり、アゴだったり、頭だったりを中心に考えがちです。
でも、いつも同じ円を描くためには、軸の中心点は背骨の上から数えて１０個めの骨を中心とすることが重要です。
『背骨の上から数えて１０個めの骨』を中心にスイングすれば、肩を水平に回転させることができるからです。これを意識することにより、体の回転が大きくなり、胸を大きく回しても、背骨の位置はズレません。
しかも、その分大きな弧を描くことができるので、飛距離も伸びます！
背骨を軸に回転させますが、１０番目の骨は上下左右にブレさせないことが重要です。また、そのためには姿勢が大事です。前かがみに、猫背になると頭は止まるけど背骨はブレますよね？
猫背ではなく、腰から首までの背骨を一直線に伸ばすことが大事。こうすれば、１０番目の骨を中心にすることができます。この感覚をつかむまで時間がかかるかもしれませんが、背骨の軸の感覚を覚えることで、ショットは劇的に改善しますよ。
さっそく実践して、一生モノのスイングを手に入れて下さい。
↓バックスイングで軸をズラさない方法↓
では、参考になれば幸いです。
