ゴルフで『最適なスタンスの幅』と『正しいつま先の向き』をご存知でしょうか?
アドレスとスタンスは軽視しがちですが、ゴルフの上達にはかかせないポイントです。プロゴルファー達も、スイングの良し悪しは、アドレスが8割ぐらい占めていると言ってるので間違いないでしょう。
以前にスタンスの3つの形とその特徴を書きましたが、ここでは、スタンスの幅の正しい取り方と、左足の向きについて書いていこうと思います。
しかし、体格差に個人差があるので、自分に見合ったスタンス幅を見つけだすことが大事なので、是非あなたに合ったスタンス幅を作る参考にしていただければ幸いです。
では、さっそくみていきしょう。
クラブ別の標準的なスタンス幅
まずは、ドライバーのスタンス幅。
ドライバーは自分の『肩幅』くらいに足を開きます。
両肩の外側から地面におろした垂線が自分の両足の内側に入るのが標準的なドライバーのスタンス幅です。
この形が体の動きを支えるのに一番安定したスタンス幅になります。
年齢が若くてバネのあるヤンチャなあんちゃんなら、もっと両足を広げても打てる人もいますが、体が硬くてねじりの弱い人は、肩幅より狭いスタンスにした方が打ちやすいでしょう。
次に、アイアンのスタンス幅。
5番アイアンなどのミドルアイアンは、両肩から下ろした垂線が両足の中央になります。
9番アイアンなどのショートアイアンは、両肩から下ろした垂線が両足の外側になります。
各クラブ別のスタンス幅の目安は上記の感じになります。
ここから、自分に合ったスタンスを見つける基準として大きく2つに分けるとします。
①腕の力が強いパンチャーはスタンス幅を広くする
②体全体でゆったり振るスインガーはスタンス幅を狭くする
という、2つの基準を目安にして、自分がどっちのタイプか?を考えて調整してみると、しっくりくるスタンス幅がみつかると思います。
つま先の向きも重要です!
両足をどのようにセットするか?これは非常に重要で、球すじまで変わることがあります。
右足は目標に向かって直角にし、左足はつま先を少し開くのが標準の形です。
左足の角度は大体20~30度ぐらいです。そして、左足を開くのは、フォロースルーを大きくとるためです。
ただし、スイングの基礎ができてない人は注意が必要です。左足のつま先を開いて立つことにより、左腰が引ける動きが出やすいからです。初心者の人にスライスが多いのも、左足の向きが原因しているケースが多くみられます。
しっかりと体を使ってタメが作れないゴルファーは、左足が開くことにより左腰が引けてしまうので、左足も飛球線に対して直角に近くしたほうが無難です。つま先を開くことが原因でスライスが出ちゃ意味ないですからね。
どうしてもスライスが治らない場合は、左足を少し内股にして打ってみるといいですよ。
左足のつま先を内側にすることにより、体の左サイドが開くためのカット打ちがなくなるからです。
このように、両足の形だけも、スイングに大きな影響出てくるものです。なので、あえて極端なスタンスをとったりして自分なりに研究することも大事なことですね。色々と試して、スイングの土台が完成したら、最終的に左足のつま先を外に開き、右足は目標に直角にしたスタンスを身につけるようにしていくことがポイントです。
アドレス時に『スタンス幅』と『ツマ先の向き』を意識してスイングするとショットが安定してきます。
これを機に、自分にバッチリ合ったスタンス幅をみつけてみましょう。
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では、レッツ!ゴルフ!