スライスしないドライバーの選び方!5つのポイントをチェックするだけ!

スライスしないドライバー

スライスしないドライバーの選び方やチェックポイントなどを書いていきます!

最近のクラブは深重心化も進み、スウィートスポットが広くなったのもスライサーにはは打ちやすくなってきてます。低重心化も進んでいるので、高弾道低スピンのボールが打てるので、スライスしにくくなってきます。

 

また、ウェイトカートリッジの重さや位置を変えれば、球筋を変えられるクラブもあるので、アベレージゴルファーでも簡単に打てるようになっていますね。このように、打ちやすいドライバーが増えてきたにも関わらず、スライスしちゃうということはどういうことなのか?

 

管理人の中村
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それは、体を使ったスイングができてないか、自分のスイングスペックに合わないドライバーを使っているからです。

この記事では『自分のスイングスペックに合わないドライバーを使っている』ことが原因でスライスする方に着目して、スライサーのためのスライスしないドライバーを選ぶためのチェックポイントを具体的に4つ紹介していきます。

 

では、さっそくみていきましょう。

スライスしにくいシャフトを選ぶべし!

まず1つ目のポイントであるシャフトからみていきます。

 

管理人の中村
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スライサーが選ぶべきシャフトは『柔らかいシャフト』を選ぶべきです。キックポイントについては、あなたのスイングタイプに合わせます。

シャフトは柔らかいとインサイドインの軌道になりやすく、逆に硬いとアウトサイドインの軌道になりやすい傾向があります。スライサーのスイング軌道は、アウトサイドインでカット打ちがほとんど。なので柔らかいシャフトを使うことで、インサイドからクラブを入れやすくなります。

 

シャフトのフレックスは、「L」「A」「R」「SR」「S」「X」と5つに分かれており、このアルファベットはシャフト硬度を表しています。シャフトのフレックスは、自身のヘッドスピードに合わせて選ぶといいですね。また、ヘッドスピードに比べてシャフトが硬いとスライスしやすくなります。

 

【フレックスとヘッドスピードの目安】

フレックスの種類適正ゴルファー適正ヘッドスピード
フレックスL一般的な女性30~35m/s
フレックスA力の強い女性33~37m/s
フレックスR一般男性37~41m/s
フレックスSRやや力の強い男性41~45m/s
フレックスS力の強い男性45~50m/s
フレックスXアスリート50~55m/s

 

シャフトは硬さだけでなく、シャフトのキックポイントも重要です。キックポイントというのはシャフトのしなる位置のことで、先調子、中調子、元調子などがあります。

・『先調子』シャフトの先端側がしなる

・『中調子』シャフトの中央付近がしなる

・『元調子』シャフトの手元側がしなる

・『ダブルキックポイント』手元と先端の2ヶ所がしなる

 

一般的にスライサーにはヘッドの先端が走る先調子が合うといわれていますが、これはシャフトの剛性や打ち方によっても変わるので、一概におすすめとはいえません。切り返しでタメが強いタイプや、ハードヒッターに合うとされてるので、アウトサイドインを更に強めてしまうという意味で、スライサーには合わないのではないかと個人的に思っています。

 

元調子はタイミングのとりやすいシャフトで、あまりタメができないゴルファーに合うといわれてます。切り返しでシャフトの手元がたわむことで、タメを作ってくれるからです。スライスの原因は、切り返しでタメができない、コックのリリースが早いタイプに多いので、自然なタメを作ってくれる元調子が合いやすくなります。

 

中調子はシャフト全体がしなって癖がないので、どのスイングタイプにも合うとされています。またダブルキックポイントという手元と先端を柔らかくしたシャフトもあります。手元を柔らかくすることでタメを作ってヘッド先行を防ぎ、先端を柔らかくすることでインパクトの瞬間にヘッドを走らせてつかまりを良くします。

 

管理人の中村
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こうしてみると、スライス防止という点では、ダブルキックポイントがベストだと思います。

ヘッドスピード似合わせてフレックスを選び、キックポイントはダブルキックポイントを選ぶといいかと個人的には思います。

スライスしにくいロフト角とフェース角を選ぶべし!

2つ目のポイントはロフト角について。

前提として、ロフトは大きいほうが縦スピンがかかるので曲がりにくいです。ロフト角が大きいとバックスピン量が多くなり、サイドスピンをある程度抑えてくれるから、少々カット打ちになってもカバーしてくれます。

 

そして、フェース角が大きいフックフェースが良いですね。フックフェースとは目標方向に対してフェースがターゲットよりも左を向いたフェースのことをいいます。フックフェースはインパクト時にフェースが閉じやすく、普通にスイングした時にフェースが開きやすいスライサーを助けてくれます。

 

管理人の中村
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スライスに強いドライバーは、フックフェースかつ、ロフトが10.5度以上あるクラブです。

ロフトが大きいと縦回転が強くなるので、特にヘッドスピードが遅いゴルファーなら、本当は2番ウッドなみの11~12度くらいあるドライバーがベターですね。

 

フェックフェースの度合いについては、メーカーやブランドによって異なります。構えたときのフィーリングも大事です。「これなら右に飛ぶ気がしない」と思えるようなフェースなら自信を持って振ることができます。あと、フェースが左に向いてるからといって、無理矢理ハンドファーストにしようとか考えなくても大丈夫です。

 

では、次はスライスしにくいグリップについてみていきます。

スライスしにくい重心距離を選ぶべし!

次に3つ目のポイントである重心距離をみていきます。

 

管理人の中村
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重心距離はヘッドの返りやすさが基準になります。

基本的に、重心距離が長くなるとヘッドが返りにくい。重心距離が短くなるとヘッドが返りやすい。という傾向があります。スライサーはヘッドが返らずフェースが開いたまま当たって起こることを考えると、ヘッドが返りやすい重心距離が短い方が合うということになります。

 

特に、右に打ち出してプッシュスライスする方は、インパクトでヘッドが返ってないので、早くヘッドが返る重心距離が短いヘッドがよいですね。左に打ち出してカットスライスする方は、重心距離は標準でもいいですが、直進性の高いヘッドを選ぶといいでしょう。

 

ただし、重心距離が短いクラブの方がヘッドが返りやすいので、言い換えれば操作性が高いということになります。極端に重心距離が短いヘッドの場合、スイング中にクラブが暴れやすいので、上級者のフェースローテーションが必要になってきます。初心者の場合は、ミスへの許容性が低くなるので注意が必要です。

 

【重心距離の目安】

(短い)34㎜
(標準)36㎜
(長い)38㎜

アベレージゴルファーの場合、操作性を求めるよりも、ショットの安定性を重視して、36~38mmの重心距離を使った方が無難かもしれませんね。

 

そこで重要になってくるのが、重心角です。

スライスしにくい重心角を選ぶべし!

4つ目のポイントは、重心角です。

重心角とは、フェースの面と地面と垂直に引いた線との間に出来る角度を言います。

 

管理人の中村
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この重心角はフェースコントロールに影響を与えます。

重心角がどのように影響するかというと、フェースの開きにくさに作用します。ダウンスイングの動作に入ると、スイングの抵抗でフェースは開こうとします。この時に、重心角が大きいとフェースが閉じやすくなり、逆に小さいと開きやすくなります。

 

重心角が大きいほフェースは開きにくく、重心角が小さいほどフェースは開きやすいということです。このように重心角も重心距離と同様にフェースコントロールに影響を及ぼします。

 

管理人の中村
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重心角の標準は21~23度です。25度以上に大きくなると、フェースが閉じやすくなるので、スライスしにくいドライバーといえますね。

ということで、スライサーにとっては重心角が大きいドライバーを選ぶことで、スライスが軽減されるということになります。最近では重心角が33度ぐらいのヘッドもあるので、スライスをクラブで強制的に抑え込むことも可能になってきました。

 

では最後に、グリップをみていきましょう。

スライスしにくいグリップを選ぶべし!

最後に5つ目のポイントである、グリップについてみていきます。

 

管理人の中村
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先に結論からいうと、細身のグリップはスライスに強い傾向があります。

極太グリップのパターに興味のある人は多いですが、ドライバーのグリップには関心がない方が多いです。実はドライバーのグリップの太さもけっこう重要なのですよ。

 

でも、なぜスライサーは細身のグリップがいいの?

管理人の中村
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それは、ゴルフクラブのグリップには、太いグリップはボールがつかまりにくく、細いグリップはつかまりやすい。という傾向があるからです。

グリップが太くなると手首の動きが抑えられるので、リリースやフェースローテーションが行いにくくなります。逆にグリップが細くなると、手首を使いやすくなるので、リリースやフェースローテーションがやりやすくなります。なので、太いグリップは球がつかまりにくく、細いグリップは手首が返しやすいので、しっかり球がつかまるというわけです。

 

ただし、手の大きさは個人差があるので、自分にとって細いか太いかを見極める必要があるので、そこは注意が必要ですね。傾向としては、ボールがつかまりにくくてスライスが治らないと悩んでるスライサーは、細いグリップを選ぶと間違いないかと思います。

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では、最後にまとめます。

スライスに強いドライバーの選び方まとめ

スライスしないドライバーを選ぶには、①シャフト/キックポイント②ロフト角/フェース角③重心距離④重心角⑤グリップ、という5つのポイントをチェックすることが重要です。これらのポイントを自分のヘッドスピードやスイングタイプに照らしあわせていけば、スライサーを卒業できるポテンシャルを持ったドライバーに出会える可能性は高くなります。

 

もしかして、これまでスライスが治らなかったのは、単純に自分のゴルフ技術とクラブのスペックが合ってなかっただけかもしれません。長い時間をかけてスイングを矯正するよりも、あなたに合ったドライバーを購入する方が手っ取り早いことだってあります。

 

管理人の中村
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スライスが出なくなるとスコアもアップするし、なによりゴルフが楽しくなります。せっかくゴルフをやってるのに楽しまなくちゃ意味がないですからね。

 

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ということで、参考になれば幸いです。