ドライバーの飛距離をアップさせる意外な練習方法をご紹介します。
ドライバーの飛距離が出ない!
そうお悩みの方は多いのではないでしょうか?かくいう私がゴルフを始めた頃は、ドライバーが苦手で、全然ボールが飛びませんでした。腕力にはそこそこ自信があるし、中高と野球部だったこともあり、飛ばし屋になれると思っていたのに、全然飛距離が出ませんでした。
男たるものドライバーは飛ばしてナンボやろ!と息巻いてたものの、自分のふがいなさに愕然としたものです。
→ゴルフで飛距離アップする方法!あと20ヤード伸ばす5つの技!
でも、やっぱり飛距離があるほうがカッコイイし、何とか飛距離を伸ばしてやろうと、試行錯誤して練習した結果、今は平均280ヤードぐらい飛ばせるようになりました。その時の練習で、ちょっと変わってるけど実際に効果のあった練習方法を紹介させていただきます。
クラブを逆さに持って素振りすると飛ばせる
ドライバーショットでは、飛距離を稼ぎたいがために、どうしてもクラブヘッドを強く当てにいこうとする傾向があります。そうしたら、フォロースルーやフィニッシュが小さくなるので、結果的にクラブヘッドが加速せずに飛距離が伸びません。
体を使って大きくスイングする、クラブに仕事をさせる、クラブを大きく動かすことで飛距離は格段に伸びます。そのための練習としておすすめなのが、クラブを逆さに持って左手だけで素振りする練習です。
なぜクラブを逆さを持つのかというと、先端が軽いほうがフォロースルーが大きく振れるからです。こうすることで、クラブヘッドが走るのでヘッドスピードが上がるからです。
↓この動画がわかりやすいです↓
体の動きよりも、クラブの動きを大きくするイメージですね。振った時にビュン!ビュン!と音を鳴らして、フィニッシュを大きくとりましょう。
飛距離を伸ばすのは、フォロースルーからフィニッシュをどれだけ大きくできるかです。フィニッシュが大きいほうがボールはよく飛びます。
→ゴルフで飛ばすコツ!飛ばし屋の共通点を3つあぶり出してみた!
では次に、この素振りのフィニッシュのポイントをもう少し詳しくみていきます。
フィニッシュでは左ヒジを左肩より高く上げるべし!
この素振りで意識すべき点は2つあります。それは、左手1本でクラブを振ったときに、
①フィニッシュで左ワキの角度は90度以上であること
②左ヒジが左肩よりも高い位置にあること
この2点を意識して行いましょう。
この練習を繰り返して、正しいフィニッシュをつくることができれば、スイングアークも大きくなり、自然に飛距離が伸びるようになります。
左ヒジが左肩よりも低いと、左ワキは90度以下になります。フィニッシュが小さいと、クラブヘッドが加速しないので、飛距離が伸びません。しかもカット打ちになり、アウトサイドインの軌道になるので、スライスが出る確率も高くなります。インパクトではクラブヘッドでボールを押していくイメージを持ちながら、高いフィニッシュをとるようにすると飛距離が伸びます!
理想のフィニッシュはプロ選手が参考になります。
松山君、めちゃめちゃワキ上がってます~!
池田君どんだけ~!!
ワキ上がってるねぇ~!良いワキしてるねぇ~!
ご覧のように長距離ヒッターは皆さんはフィニッシュのワキが凄いです。このようなフィニッシュの形を何度もイメージして振りましょう。
左ヒジの位置を意識しながら、右手をクラブに添えれば、正しいフィニッシュの完成です。このフィニッシュをとるためには、インパクトで真っ直ぐ押し当てる必要があるので、自然とカット打ちも直ります。フィニッシュから逆算してスイングすれば軌道は安定します。
スライスも直るということです。つまり、この正しいフィニッシュがイメージできれば、スライス防止と飛距離アップの2つを同時に叶えることができるのです。まさに一石二鳥ってやつですね。
インパクトでもボールを強くヒットできるので、結果的に飛んで曲がらないボールを打てるようになります。何度も書きますが、フィニッシュの際には、①左ヒジが左肩より上に上がってるか?②ワキの角度90度以上になっているか?という2点は、常にチェックしましょう。
この記事に書いたのは、クラブを逆さに持って左手で素振りするというだけの練習ですが、すんごい効果的です。この練習を舐めてかかると後悔しますよ。
飛ばしたいあなた。ぜひお試しあれ!
↓上田桃子さんの教え↓
では、参考になれば幸いです。