ゴルフクラブの重さの適性をご存知ですか?
ゴルフクラブは重さを自分にピッタリ合わせることで飛距離が格段に伸びます!
ドライバーの重量を自分に合った重さにするのとしないのとでは、10ヤードは飛距離が違ってきますから。
ということで、この記事では、
あなたの飛距離が最も伸びるドライバーの重さ
その見つけ方をご紹介します。
ご存じの通り、クラブのスペックには、クラブの総重量、ヘッド、シャフト、グリップなどパーツの重さ、クラブの長さ、ロフト、フェースの向き、重心距離などがあります。
これら全てのスペックが自分に合っていれば飛ぶドライバーだといえそうですが、そこには落とし穴があります。
なぜなら、メーカーやモデルによって誤差が生じるからです。
誤差では済まないぐらい全く違うことも多々あります。
なので、クラブスペックの数値だけを鵜呑みにすると、買って損した!合わなかった!ということになりかねないので注意が必要です。
→ドライバーの重心距離でヘッドを選ぶ方法をわかりやすく解説!
では、数あるスペックの中でも本当に信用できる重要な部分はドコか?
それは、
総重量
です。
ドライバーのスペックで最も注目すべきは重量です!
ゴルフクラブのスペック選びで最重要項目は、クラブの重さです。
なぜなら、
重さだけは統一された数値でありメーカーやモデルによって差が生じないから
です。
そして、もうひとつの理由として、
適切な重量に合わせないと後にスイングが崩れるから
です。
もう少し具体的にいうと、ゴルフクラブは、
軽いほどヘッドスピードが上がる
重いほどスイングが安定する
という特性があるからです。
飛距離を伸ばすだけが目的なら軽いクラブがよさそうな気がしますが、そこに落とし穴があります。
軽すぎるドライバーを使うと、
使ってるうちに段々と手打ちになるのでスライスが出てくるから
です。
重量が軽すぎるとテークバックで手先だけでヒョイとクラブを上げてしまうので、体をしっかり使えないのです。
手の力だけでブンブン振り回すようになってしまいます。
こうなれば、アウトサイドインの軌道になって、スライスするようになったり、打ち込み過ぎてダフったりトップが出たりします。
一方で、重すぎるドライバーを使うと、軌道は安定するけどヘッドスピードが落ちるので飛距離が落ちます。
私の体感では、重量が10g重くなればヘッドスピードは1m/s落ちます。
→ドライバーのシャフトの重さは超重要!あなたに合う目安を公開!
なので、ゴルフクラブは軽すぎても重すぎてもダメ。
では、自分に合ったクラブの重さをどうして判断すればいいのか?
続きをご覧ください。
自分に合ったゴルフクラブの重量を見つける方法
自分にピッタリ合ったゴルフクラブの重さを知るにはどうすればいいか?
それは、
実際に軽いクラブと重いクラブを打ち分けてみること
です。
それで、2つの判断基準を満たしたものを選べばいいでしょう。
その判断材料というのは、
①少し重いけど振り切れていてヘッドスピードが落ちていない重さ
②ミート率が安定して球が左右に曲がらない重さ
この2つ。
これが両立できてるクラブがあなたにとって適正な重さです。
最近では、ゼクシオを含め市販されてるドライバーは、軽いものが主流ですが、ただ軽いだけでは次第に手打ちになっていくのでご注意くださいまし。
とはいえ、そんなに試打ができる環境にない、何本ものクラブをアレもコレも打ち分けることが出来ないという人は、自身のヘッドスピードである程度簡単に判断することもできます。
↓その方法を詳しく解説した記事はこちら↓
→ゴルフのドライバーの選び方!ヘッドスピードの目安はこれが正解!
ひとつ目安を挙げておくと、ヘッドスピード40m/s前後のゴルファーならば、
・長さ45インチ
・重量290g
(内訳:ヘッド200g,シャフト50g,グリップ40g)
この辺りが目安になってきます。
また、加齢によって腕力が落ちてきた場合は、年齢も目安にできることがあります。
40歳以下:総重量310g+-10g
40~50歳:総重量305g+-10g
50~60歳:総重量300g+-10g
60歳以上:総重量290g+-10g
個人差はあるでしょうが、大体このような感じに収まります。
上記を参考にすれば大きく外すことはないでしょう。
私が実際に、どのメーカの、どのモデルで試打したときも、クラブの重さで選んだドライバーは、飛距離が出て方向性も良い感じの弾道で打てました(^^)v
参考になれば幸いです。