ゴルフ初心者さん必見のウェッジの選び方をご紹介します!
ウェッジってどう選んでいいのかよくわからない?
そんな悩みを抱えていませんか?
ウェッジはスコアメイクするうえで、極めて重要なクラブの一つです。
自分に合ったウェッジを選ぶには、押さえておくべきポイントが多々あります。例えば、ロフトの考え方や、ソールの形状、シャフト重量などですね。この記事では、ウェッジを選ぶ上で重要なポイントをおさえて、細かく解説していきます。
では、さっそくみていきましょう。
ウェッジ選びの基本【ロフト編】
最近では、ウェッジを3~4本入れるのがトレンドですが、闇雲に選ぶのではなく、番手ごとの役割を見極めて、ロフトを選ぶことが重要です。
ウェッジを選ぶときに重要なのが、ロフト角です。
ロフトが立つほどフェースを広く使えます。ウェッジに限らず、ゴルフのクラブはロフトが立つほどミスヒットの確率が下がります。その理由は、フェース面を広く使えるからです。
そう考えると、ロフトが最大に寝た56~58度のサンドウェッジを、アプローチのメインウェッジとして使えばええやん。と思いがちですが、それはおすすめしません。サンドウェッジは、あくまでもバンカーから出すことに特化したクラブだと割り切ることですね。なぜなら、フェースが寝過ぎているので、ボールの下をすっぽ抜けるミスが出るからです。
私がメインにおすすめしたいのは、52~54度のロフト角です。これだとボールの下を抜けないし、キャリーとランのバランスがちょうど良くなるからです。これに加えてもう一本グリーンの際から転がし用に48度を持っておくといいでしょう。
ということで、ウェッジはロフトによって役割分担をすることが大事です。
【メイン用のウェッジ】52~54度
【バンカー用のウェッジ】56度
【転がす用のウェッジ】48度
初心者さんは上記の目安を覚えておくといいでしょう。
→自分に合ったパターの選び方!重要なポイントは2つあります!
では、次にソールの見方についてみていきましょう。
ウェッジのソールの見方や決め方
ここではソールで抑えておくべき3つのポイントをご紹介します。
まず基本的な見方を挙げていきます。
①ソールが全体的に平らだとダフリに強い
②ソール中央の幅が18~22ミリがベスト
③打ち方によって選ぶソールは変わる
この3つです。
まず1つ目。ソール全体が平らだとダフリに強くなります。
トゥやヒールを削って抜けを重視したモデルもありますが、逆に地面との接地がなさ過ぎて、ダフリに弱い傾向があります。なので基本的にはソールが全体的に平らなものを選んだ方がいいと思います。
次に2つ目、バウンス角に関係なくソール幅が広いものは滑りやすくてミスに強いです。
ただ広すぎてもボールが飛びすぎるので注意が必要。目安として18~22ミリがベストだと思います。
3つ目は、打ち方によって選ぶべきソールは変わるということ。
例えばフェースを立ててハンドファーストに打つタイプの人の場合、バウンス角は表記よりも減ることになります。なのでハンドファーストに打つタイプは、バウンス角を大きいものを選ぶことで歯が刺さりにくく、ミスを防げます。
(バウンス角とは、ソールを見たときに、地面方向に出っ張っている傾斜のことをいいます。)
その傾斜の角度をバウンス角と呼びます。逆にフェースを寝かせてハンドレイトで打つタイプは、バウンス角が表記よりも増えることになるので、バウンス角が小さいものを選ぶことで、跳ねずにトップなどのミスが防げます。
一般的にバウンス角が大きいとミスに強いと思われてますが、必ずしもそうではありません。バウンス角というのはあくまでもシャフトと地面を垂直にした時に計測する角度であり、インパクト時のシャフトの角度で常に変化するので、そこは覚えておきましょう。
では最後に、ウェッジのシャフトについて解説していきます。
ウェッジのシャフトの考え方
ミスに強いウェッジを選ぶうえで極めて重要なのが、シャフトの重さですが、サンドウェッジとアイアンを同じ重さで選ぶとミスの原因になります。
普通、シャフト重量を選ぶときは、フルスイングした時に重いと感じるか?しっかり振り抜けるか?を考えて選びますよね。ドライバーやアイアンではクラブの重量はメチャメチャ大事ですが、ことウェッジに関しては当てはまりません。
ウェッジを使うアプローチは、いかにゆっくり振って、ゆっくりボールに当てるかが重要となります。なのでフルスイングを基準に選ぶと軽すぎることが多いので、いざアプローチショットで使うと飛びすぎてしまうのです。
48~52度のウェッジはフルスイングで使うことを想定して、アイアンと同じ重さでもいいのですが、56~58度のサンドウェッジは別です。サンドはバンカーから出すことが前提のクラブなので、シャフト重量を最低でも+20グラムは重くしたいところです。
重くすることで、ゆったりしたテンポで打てるようになります。更にいうと、シャフトの長さを0.5インチほど短くするのもおすすめです。シャフトが短くなればボールの近くに立てるので、クラブをコンロトールしやすく、結果的にミート率が上がるからです。
ここだけの話。市販されているサンドの多くは、35インチ前後の長さに調整されてますが、プロでアプローチ名人と呼ばれる人のサンドは34~34.5インチのことが多いそうです。これはシャフトが短い方が上手く打てるという裏付けにもなりますね。
シャフトを弄るのはちょっと、という人はグリップを短く持ってみましょう。これだけで再現性が変わりますよ。
ウェッジの選び方まとめ
では、最後にまとめます。
(メイン用)52~54度
(バンカー用)56度
(転がす用)48度
・ソールが全体的に平らなものがよい
・ソール中央の幅が18~22ミリがよい
・ハンドファーストで打つタイプはバンス角が大きいものがよい
・ハンドレイトで打つタイプはバンス角が小さいものがよい
・サンドのシャフトは+20グラム重めのものがよい
・シャフトは短いと上手く打てる
以上です。これで、あなたに合うウェッジが見つかるはずです。
ゴルフ初心者さんは、アプローチを甘く見る傾向がありますが、ゴルフにおいてかなり重要な役割を占めています。特に100切りを目指していくならば、避けては通れないポイントになります。
⇒ゴルフのスコア120台だった私が1ヵ月半の練習で100切りを果たした方法!
ということで、参考になれば幸いです。