大里桃子プロのクラブセッティングの決め方はとてもシンプル。
大里桃子プロは調子を崩すと左に引っかけることがよくあるそうで、つかまらないクラブを選んでいるのだとか。
つかまり過ぎると怖くなって振り切れなくなるそうです。
なので、読者さんの中でも『引っかけ癖』がある人は、大里桃子プロのセッティングは参考になるのではないでしょうか。
大里桃子プロのクラブセッティングの引っかけ対策は。ドライバーだけでなく、フェアウェイウッドにも施されています。
具体的には、5番ウッドになるとつかまり過ぎるので、ロフトは5番のままで長さを3番ウッドと同じ長さにして4番とみなして使っていますね。
シャフトを長くすることで引っかけが少なくなるそうですよ。
では、クラブセッティングをみていきましょう。
大里桃子の使用クラブ一覧
クラブ名 | シャフト名 | ロフト | 長さ/硬さ |
---|---|---|---|
1W:ブリジストンツアーB-XD-3 | クロカゲXT | 9.5 | 45.5/S |
3W:ブリジストンツアーB-XD-F | クロカゲXT | 16 | 43/S |
5W:ブリジストンツアーB-XD-F | クロカゲXT | 18 | 43/S |
3UT:ピンG410 | NSプロ950GH neo | 19 | 40.25/S |
4UT:ピンG410 | NSプロ950GH neo | 22 | 39.75/S |
5I:ブリジストンツアーB-X-CB | NSプロ950GH neo | 24 | 38/S |
6I:ブリジストンツアーB-X-CB | NSプロ950GH neo | 27 | 37.5/S |
7I:ブリジストンツアーB-X-CB | NSプロ950GH neo | 30 | 37/S |
8I:ブリジストンツアーB-X-CB | NSプロ950GH neo | 34.5 | 36.5/S |
9I:ブリジストンツアーB-X-CB | NSプロ950GH neo | 39 | 36/S |
PW:ブリジストンツアーB-X-CB | NSプロ950GH neo | 44 | 35.5/S |
AW:ブリジストンツアーB-XW-1 | NS950GH neo | 49 | 36.25/S |
SW:ブリジストンツアーB-XW-B | NS950GH | 58 | 36.25/S |
PT:ピンVAUL2.0B60 | – | – | – |
引っかけ癖のある大里桃子プロのクラブ選びのポイントは、
「シンプルに左に行かないこと」
だそうです。
では、クラブの詳細をみていきましょう。
大里桃子はドライバーを安心感で選ぶ
ドライバーは、ブリジストンツアーB-XD-3を使用。
シャフトは、クロカゲXT。
大里桃子プロ曰く、左へ引っ掛ける癖があるので、つかまり過ぎず安心して振り切ることができるとのこと。
ブリジストンツアーB-XD-3は、カーボンクラウンに組み込まれた金属弦が、インパクトでたわんだクラウンを急激に復元させることにより、ボール初速を上がる仕組みになっています。同時にヘッドのねじれが抑えられるので、真っ直ぐ弾くことができます。
3番、5番フェアウェイウッドは、ブリジストンツアーB-XD-Fを使用。
シャフトは、クロカゲXTを使用。
大里桃子プロ曰く、5番ウッドを3番と同じ長さにしたら引っかけが出なくなり弾道も安定したとのこと。
ブリジストンツアーB-XD-Fは、高強度マレージング鋼を採用することでフェースが薄くすることに成功。またリーディングエッジが真っ直ぐに見えるうえに、クラウンがフラットなのでフェースがスクエアに構えやすい特徴があります。
インパクト時にくっつき感もありボールを芝から拾い易いクラブとしてもお墨付きです。
3番、4番ユーティリティは、ピンG410を使用。
シャフトは、NSプロ950GH neoを使用。
大里桃子プロ曰く、180~200ヤードからピンを狙いにいくためのクラブで、ラフからでもソールが滑ってくれるそうです。アイアン感覚で打ちたいからユーティリティはスチールシャフトにしているのだとか。
ピンG410はフェースが極薄かつ高強度のマレージングC300フェースが最大の特徴。ボール初速が出てバカみたいに飛びます。さらに複合素材の深低重心ヘッドだからミスにも寛容で、ブレない曲がらないというメリットもあります。
アイアンは、ブリジストンツアーB-X-CBを使用。
シャフトは、NSプロ950GH neoを使用。
大里桃子プロ曰く、私の生命線はアイアンショット。昔からアイアンが好きなのでアイアンからスコアを作るのが私のゴルフとのこと。
ブリジストンツアーB-X-CBは、高慣性モーメントなのでミスに強いのが特徴。打点部も厚いので分厚い打感で打ち心地は抜群。
プロのための本格軟鉄鍛造アイアンですね。
アプローチウェッジは、ブリジストンツアーB-XW-1を使用。
シャフトは、NS950GH neoを使用。
サンドウェッジが、ブリジストンツアーB-XW-Bを使用。
シャフトが、NS950GHを使用。
ウェッジは49度と58度の2本。グリーン周りは58度でカバーして転がす時は49度を使うそうです。
パターは、ピンVAUL2.0B60を使用。
パターはブレードタイプにスパスト(スーパーストローク)を装着しています。大里桃子プロ曰く、手の感覚を消して打ちたいけどマレットだと大きすぎてダメなんだとか。
ピンVAUL2.0B60は、中央の溝を深く、上下左右の周辺部を浅く加工してるのが特徴。それにより初速が約50%安定させることに成功。距離のバラツキを抑えたPING独自のTR溝を削り出しである。
ピンVAUL2.0B60の口コミ:鈴木愛プロも使用しているセンターシャフト。芯を捉えやすく距離感もあう。グリップが太いのが難点。
ボールは、ブリジストンツアーB-XSを使用。
クラブセッティングは以上です。
最近は優勝争いにも参加できるようになってきた、大里桃子プロ。
今後の活躍に期待したいですね。
では、参考になれば幸いです(^^)v