アプローチの寄せ方について書いていきます。
アプローチが上手い人と下手な人の違いって何?
アプローチの上手い下手とは、戦略イメージの差です。プロもアプローチは戦略が大事だとこぞって言われてますから。
どんな球すじで、どこに落とせば、ボールがグリーン上を、どのように転がってピンに寄るのか?それを考えるとアプローチが上手くなります。逆にこの部分が欠如してると、いつまで経ってもアプローチは上手くなりません。どれか一つが欠けていても、アプローチは進歩していかないのです。
つまり、いつまで経ってもピンに寄せれないということです。私も初心者の頃に、たま~にピン近くまで寄って喜んだりしましたが、これはただのマグレだったのですね。
でも、アプローチの戦略を立てるといっても、どうすればいいの?
戦略を立てるには、まず始めに状況判断をする必要があります。
ということで、具体的な戦略を立てるポイントを書いていきます。
アプローチで知っておくべき6つの情報
アプローチの寄せの戦略を立てるには、まず6つの現状把握をすることからはじめます。
①ピンの周りがどのように傾斜しているか?
②グリーン全体の傾斜はどうか?
③残りの距離はどのくらい?
④風向きはどうか?
⑤グリーン手前になにか障害物はないか?
⑥ボールのライの状態はどうか?
これらの6つの情報を打つ前に仕入れて、ボールの落としどころを決めるのです。ここで、打球の高さも決めます。
例えば、これくらいの高さで、アソコに落とせば少し転がってピンそばまで行くだろう。というイメージを明確にして戦略を立てます。
ここまで考えて、ようやくクラブを選択します。もちろん事前に練習場でウェッジを打って、どの番手がどのくらい飛ぶのか?というのを理解しておくことは必須です。
ちなみに、アプローチだからといって、必ずしもウェッジで打たなくてもいいですけど。
自分の得意なクラブで打ってもよいです。例えば、グリーンそばから寄せる場合でも、8番アイアンを使ってランニングアプローチで寄せていく作戦でもOKです。ウェッジが苦手ならばそういう選択もアリだということです。
寄せワンできればスコアが縮まる!
寄せワンとは、1打でピンそばに寄せて、ワンパットでカップインさせることをいいます。
寄せワンするためには、先ほどの6つの情報を素早く仕入れ、的確なクラブを選択することが必須となります。
打つ前にボール後方に立ち、ピンまでの距離や、グリーン全体の傾斜や、グリーン周りの状況などをチェックして、どんな球すじでグリーンのどこにボールを運ぶか考えること。
その場に見合ったクラブをチョイスできる能力。これが身につけば寄せワン確率が高まります。アプローチって、ティショットとかに比べたら地味な感じで、練習にも消極的になりがちです。でも、チップインすることだってあるし、むしろピンを狙う位の積極性を出して取り組むべきです。
つい先日、私の仲間がチップインバーディーしたのを目の当たりにしましたが、あまり見れるもんじゃないので、たまに出るのを見るとやっぱり興奮しますよね。
私も過去にグリーン下のバンカーショットからチップインしたことがあります。でもあれは奇跡だと思ってます(笑)死ぬまでに一度でいいからホールインワンを出したいものですね。
↓古閑美保さんの寄せレッスン↓
では、参考になれば幸いです。