アプローチの距離感を完璧につかむ方法をご紹介します。
アプローチで難しいのが距離感の出し方がワカラン!
私も、ゴルフをはじめた頃は、アプローチの距離感が分からなくて、苦労しました。残り80ヤードぐらいのアプローチは得意でしたが、その他が全くダメ。特に60ヤード以内、グリーン周りでは、グリーンを行ったり来たりの繰り返し。
マジで泣きそうでした。
そんな私でも、練習を重ねることでアプローチの距離感が出せるようになりました。ココではそのコツを紹介していきます。
アプローチで距離感を出すためには、飛ばさないための要素を知ることが大事です。
では、具体的にみていきましょう。
100ヤード以内のアプローチの打ち分け方
100ヤード以内のアプローチは、トップの大きさで距離を打ち分けます。そのトップの大きさは、後ほど紹介します。
まず、アプローチの考え方としては、飛ばしすぎないように工夫することが大事です。なぜなら、打ち込みすぎるとOBになるからです。
普通に打てば距離が出るところを、押さえて飛ばさないようにする。これがコントロールショットです。
具体的な打ち方のポイントは4つあります。
①クラブを短く持つ
②スタンスを狭くする
③ボールに近づいて立つ
④トップの大きさを小さくする
この4つの項目を状況によって組み合わせていくことで、狙った距離を出していきます。力加減で打ち分ける方法もありますが、はっきり言ってこれは難しいです。青木功さんのような天才的感覚が必要なので、アマチュアの僕らでは不可能だと思います。
それよりも、理論的に距離を押さえる条件を知り、それに従う方が懸命です。
⇒グリーン周りのアプローチでトップしない方法を伝授いたします!
では、次に『残りの距離』に合わせた理論的な距離の出し方をみていきます。
アプローチは3つの距離をマスターせよ!
アプローチと一言でいっても、2つの状況に分かれます。
①グリーン周り~30ヤードくらいのアプローチ
②30~100ヤードのアプローチ
上記の2パターンですね。
残り30ヤード以内のグリーン周りならウェッジで打つ。残り80~100ヤードだと9番アイアンでフルショットでしょうか。この広い幅のアプローチをうまく処理できるかというのが、スコアに大きくかかわってきます。
上級者ほど、残りの距離に重点をおいて練習するのは、アプローチでの寄せがスコアに大きくひびくからです。
私が初心者の頃は、ドライバーで万振りばかりしてましたが、その頃の自分に助言するならば、「先にアプローチの練習しろバカ!」ですね。
でも、30~100ヤードまでといっても、その間は70ヤードも距離の差があります。
この間をどのようにして打ち分けていくの?
これをみていきます。アプローチショットは、大まかに3つの距離に分けて考えます。残りの距離が、40ヤード、60ヤード、80ヤードという3つの距離に打ち分けていきます。
なぜなら、この3つの距離がしっかり打てればグリーンをとらえることができるからです。
そして、残りの距離はトップの高さで調整していきます。
⇒アイアンでハンドファーストで打つコツ!たった1つの意識でOK!
では、続きをどうぞ。
トップの位置で距離を合わせるアプローチの打ち方
使うアイアンはウェッジですが、距離を打ち分けるのはトップの大きさです。
【残り40ヤードの距離】
残り40ヤードのアプローチでは、手元を右腰の高さまで上げます。
【残り60ヤードの距離】
残り60ヤードのアプローチでは、手元を右肩の位置まで上げます。
いわゆるスリークウォーターってやつです。
【残り80ヤードの距離】
残り80ヤードのアプローチでは、手元を顔の位置まで上げます。
肩を90度回すのでほぼフルスイングに近いですね。
これらのトップの大きさを覚えていれば、3つの距離を打ち分けることができるので、一発でグリーンをとらえることも可能となります。
ただし、この距離を打ち分けられるようになるには、練習量と経験が必要となります。まずは、この3つの距離を徹底的に練習してマスターしましょう。
ちなみに、40、60、80ヤードを正確に打てるようになると、この他の距離についても微調整で応用することができます。
はじめから全ての距離を力加減だけで打ち分けるのは難しいですが、3つのトップの大きさで距離を出すことが出来るようになれば調整は効きます。人間の本能には、ある程度の力加減は自然に備わっているからです。
なので、、40、60、80ヤードという、3つの距離を出せるようになることは、ある意味必須なのです。地味な練習なので、ぶっちゃけ飽きますが、そこは頑張りましょう!
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では、レッツ!ゴルフ!