ドライバーのロフト角の決め方!適当に選ぶと損しまっせ~

飛距離が伸びる打ち方

ドライバーのロフト角の決め方をご存知ですか?

 

 

はっきり言って、僕が初心者のころはチョ~適当に決めてました。

 

ドライバーのロフト角なんて気にしたことなかったし、意味すら理解してませんでした(汗)

 

ドライバーのロフト角は、9.5度が良いのか?10.5度が良いのか?

 

僕は後になって、ロフト角の選び方が重要なことだと気づきました。

 

まぁ、僕ほどではないにしろ、適当に決めちゃってる人はおられると思います。

 

また、同じロフト角でもメーカーやモデルによって弾道に違いがあったりするので、最大の飛距離を得るためには、それぞれ適正なロフト角を選ぶことが必要です。

 

ってことで、ロフト角9.5度と10.5度のドライバーを比較して違いをみていきましょう。

 

最後まで見れば、あなたにどのロフト角が合うのかが解ると思います(^^)v

 

では、みていきましょう。

 

ロフト角でスピン量が変わる!

 

 

なんと、ロフト角が1度違うだけで、打ち出し角とスピン量に大きな差が出ます。

 

そのスピン量の差というのが、ロフト角が1度違うだけで、

 

スピン量が最大800回転変わる!

 

これマジです。

 

【ロフト角9.5度】

※ゼクシオテンをヘッドスピード39m/sで打った場合

ボールの初速55.2m/s
スピン量2138rpm
打ち出し角14.7度

 

【ロフト角10.5度】

※ゼクシオテンをヘッドスピード39m/sで打った場合

ボールの初速55.7m/s
スピン量2960rpm
打ち出し角15.8

 

特徴を挙げると、

 

9.5度はスピン量が少なく、弾道が低いのでランは多めになります。

 

10.5度はスピン量が多く、弾道が高いのでボールが上がりやすくなります。

 

まずはこの特性を覚えておきましょう。

 

ロフトの見え方でスイングが変わる!

 

 

僕のようなヘッポコゴルファーは、アドレスからのロフトの見え方によって、スイングを変えてしまいがちです。

 

例えば、ロフトが小さめの9.5度以下のドライバーだと、構えたときにロフト角が小さく見えると、弾道が低くなるイメージを持ちやすいです。

 

ロフト角が小さく、ボールが上がりにくく見えると、高く上げないと思い自然とアッパースイングになる人が多いです。

 

9.5度のドライバーをアッパースイングで打つことで、弾道は高くなりスピン量も減るので飛距離は伸びるのですが、大きく左右に飛んでいくミスショットの可能性も高まります。

 

チーピンやプッシュアウトなどが増えます。

 

スライスしないドライバーの打ち方を伝授!

 

下からあおるようにアッパーブローで打つと、ボールの初速は下がるが打ち出し角が高くなるので、意外にも飛びますが、フック系のミスが多発するので、難しいところですね。

 

一方、ロフト角が大きく見えると、ボールが上がりやすいイメージを持ちます。

 

ロフト角が大きく、ボールが上がりそうに見える場合、ボールを上から潰すように上から下に打ち込むダウンブローになる人が多いです。

 

こうなると入射角が鋭角になるので、弾道は低くなり左に飛びやすくなります。

 

ダウンブローで打つと、打ち出し角が低くなり、スピン量が増えるので、結果的にボールの初速が落ちるため飛距離も落ちます。

 

ハッキリ言って普通にレベルブローで打てばいいのですが、やはりロフト角の大小によってフェースの見え方が変わるので、意識してるつもりはなくても自然とアッパーブローになったり、ダウンブローになってしまうのです。

 

じゃあどうすればいいのか?

 

ということで、

 

ドライバーをロフト角に惑わされることなくレベルブローする練習法

 

を紹介します。

 

ロフトに合わせて打てばフェースをスクエアに保てる!

 

 

安定して的確に飛ばすためには、クラブのロフトに合わせたレベルブローで打つことが大事です。

 

ドライバーは水平に近いレベルブローでインパクトを迎えるのが最も効率が良くて、一番ボールの初速を上げることができます。

 

また、水平に振ることでヘッドはインサイドインの軌道になり、フェースをスクエアにキープしやすくなります。

 

アッパーブローやダウンブローは、インサイドアウトの軌道になりやすく、ミスショットが出やすくなります。

 

レベルブローで打つことで、飛距離が伸びるだけでなく、方向性も安定するので是非ともマスターしたいところです。

 

ドライバーのスイングのコツ!最も重要なことを伝授します!

 

で、レベルブローで振るためにはどんな練習をすればいいのか?ということですが、

 

両足を閉じて振る練習が効果的

 

なんです。

 

 

両足を閉じてバランスを崩さないようにボールを打ってみることで、正しいヘッドの軌道で振れて、体の軸を回転させるスイングが身につきます。

 

体の軸を回転させるスイングができれば、体が上下左右にブレることがなくなるので、ヘッドを水平に振ることができます。

 

素振りだけでなく、実際に何度もボールを打ってみると、

 

「体の中心軸を回す動かし方ってこういうことなんや!」

 

っていうのが感覚的に理解できます。

 

 

ボールを上げようとしてヒザを伸ばして体が伸び上がってしまったり、打ち込もうとしてヒザを曲げて前のめりになったりしちゃうのを防ぐ効果もあります。

 

鋭角に入っちゃうような急激なヘッド軌道になりにくいので、体の回転を中心としたボールを打つ感覚をマスターできます(^^)v

 

自分に合ったロフト角の見つけ方

 

では、最後に自分に合うロフト角の見つけ方をまとめました。

 

【10.5度が合うのはこんな人】

・弾道が低くボールが上がり切らない人

・スピン量が少なくてドロップしやすい人

・谷越えや池越えが苦手な人

・キャリーで飛距離をかせぎたい人

 

大きめのロフトは弾道が高くなり、スピン量も多くなるので、普通に打つと低弾道でキャリーが出せない人には10.5度のドライバーが合います。

 

 

【9.5度が合うのはこんな人】

・弾道が高くボールが上がりやすい人

・スピン量が多く吹き上がっちゃう人

・いつも行くコースの風が強い人

・ランで飛距離をかせぎたい人

 

ロフトが少なくなると、弾道が低くなりスピン量も少なくなります。普通に打つと吹き上がりやすい人は低めの弾道で攻めることができる9.5度のドライバーが合うでしょう。

 

ドライバーで350ヤード飛ばす6つのコツ!体重とかカンケーないっす!

 

さて、あなたはどちらに当てはまりましたか?

 

自分のスイングの特性を理解してロフト角を選び、レベルブローでスイングすることで、確実に飛距離は伸びるし、方向性も安定するはずです。

 

ヘッドスピードからロフト角を決めるのもあり

 

ロフト角のさじ加減は非常にムズイので一概にはいえませんが、

 

ヘッドスピードに対して極端にズレたロフト角を使用しないこと

 

が大事ですね。

 

ある程度の許容範囲内でロフトを大きめにする、少なめにするなど選択することが重要となります。

 

ただ、その許容範囲を数値化するのは難しく、誤解を招く可能性が高いのでここでは控えさせてもらいます。

 

ざっくりと目安になる数値は載せておきます。

ロフト角はヘッドスピードで選ぶといいですが、ここではざっくり目安を上げておきます。

 

【ヘッドスピードと適正なロフト角】

ヘッドスピード:50m/s以上ロフト角:8.5°+-0.5
ヘッドスピード:46~49m/sロフト角:9.0°+-0.5
ヘッドスピード:43~45m/sロフト角:9.5°+-0.5
ヘッドスピード:40~42m/sロフト角:10.5°+-0.5
ヘッドスピード:38~39m/sロフト角:12.0°+-0.5
ヘッドスピード:33~37m/sロフト角:13.0°+-0.5
ヘッドスピード:32m/s以下ロフト角:15.0°+-0.5

 

これに加えて、ヘッド先行でインパクトを迎えるタイプの方と、ハンドファーストでインパクトを迎えるタイプの方、それぞれに応じてロフト角は選択する形になります。

 

その微妙な調整は、ショップに出向いてフィッティングしてもらった方が無難だと思います

 

参考になれば幸いです。