ドライバーのシャフトの長さの選び方をご紹介します!
シャフトの長さによって、弾道やスイングに影響があるってご存知ですか?
シャフトの長さを変えることによって、弾道やスイングを変えることができたらいいと思いませんか?
この記事をみることで、シャフトの長さによって弾道やスイングにどのような影響を及ぼすのかを知り、自分に合ったシャフト選びのヒントを得てもらえれば幸いです。
では、さっそくいきましょう。
まず、
シャフトが長くなればヘッドスピードは上昇します
ヘッドスピードが上昇すれば、ボール初速も合わせて上昇するので、飛距離は伸びます。
そして、ヘッドスピードだけでなく、バックスピン量と打ち出し角度も大きくなります。
シャフトが長い
↓↓↓
ヘッドスピード上昇+バックスピン量増+打ち出し角度大
ということになります。
逆に、
シャフトを短くするとその分ヘッドスピードは落ちます
バックスピン量と打ち出し角度も小さくなりますね。
打ち出し角度とバックスピン量については、ご自身のスイングのタイプによって良くも悪くも影響を及ぼします。
シャフトが短い
↓↓↓↓
ヘッドスピード減+バックスピン量減+打ち出し角度小
といった感じです。
これがシャフトの長さが弾道に与える影響です。
シャフトは長ければ飛距離面ではプラスに働くということ。
→ドライバーのシャフトの重さは超重要!あなたに合う目安を公開!
では、次にスイングに与える影響をみていきます。
シャフトの長さはスイングにどう作用するのか?
シャフトの長さとスイングの関係について、いきなり核心を突きます。
シャフトが長くなると、
インサイドアウト軌道はよりインサイドアウトになる
アウトサイドイン軌道はよりアウトサイドインになる
つまり、現在の自分のスイングタイプがより強調される傾向にあるということです。
なので、自分のスイングが限りなくストレートに近いインサイドアウトや、アウトサイドインならば、シャフトを長くしても対応できるのですが、元々インサイドアウトやアウトサイドインが強いスイングタイプならば、より軌道が強調されてしまうということになります。
また、ヘッドスピードの速いゴルファーの場合、ヘッドが下りてくるまで待たないと、振り遅れてしまう傾向があります。
シャフトを長くすることで、ヘッドスピードは上昇するので飛距離面ではプラスなのですが、デメリットも理解して使いこなす必要があるということですね。
ともあれ、長いシャフトを使うことで飛距離は伸びるわけなので、飛ばしに命をかけてる人は挑戦してみるのもアリだと思います。
逆にシャフトを短くすると、飛距離は落ちるけど今のスイング軌道が緩和される傾向にあります。
なので、飛距離よりも方向性を重視したいゴルファーは、短いシャフトを使うという選択もできますね。
まとめますと、今現在のスイングが、
インサイドアウト軌道で飛距離を重視したいならシャフトを長く
アウトサイドイン軌道で方向性を重視したいならシャフトを短く
というのがベストな選択といえるでしょう。
アウトサイドイン軌道で飛ばしたいならば、シャフトをイジるよりもスイングを修正することが先決だと思います。
→ドライバーシャフトのキックポイントの選び方!これでバッチリです!
次に余談ですが、メーカーによって長さの表記が違うってご存知ですか?
クラブの長さ表記にご用心
クラブの長さの表記はメーカーによって違います。
これは、メーカーによって計り方が違うため、同じ45インチでもメーカーごとに実際の長さが違うのです。
具体的に説明すると、ダンロップの表記は他のメーカーよりも0.5インチ長く、テーラーメイドとナイキの表示は0.5インチ短いのです。
長さだけでなくフレックスもロフトもライ角もメーカーによって違うことがあります。
重心高の計りかたも違いますし。。。
とにかく、
ゴルフ業界のクラブ表記は統一されてないことが多い
です。
統一された基準といえば重さだけかもしれません。
ということで、シャフトの長さについて書かせてもらいました。
シャフトの長さは自分のヘッドスピードとスイング軌道と相談して、合わせてみるとピッタリ相性の良い長さのシャフトが見つかるはずです。
では、参考になれば幸いです。