ゴルフのアドレスで絶対に外せない２つのポイントをご紹介します。
ゴルフ初級者にとって、アドレスって簡単なようで難しいですよね。
プロの選手もアドレスは重要だし、難しいと口を揃えておっしゃります。ただ、あまり考えすぎると迷路に迷い込んでしまうので、ここでは絶対に外してはいけないポイントを２つだけ書いていきます。
私は一時期アドレスの迷宮にハマった時があって、「あーでもない」「こーでもない」と試行錯誤を繰り返しましたが、実は重要なポイントはたった２つしかありませんでした（笑）
なので、これだけは是非とも覚えておいてください。
アドレスを疎かにすると、ミスショットを連発してしまうので、舐めてかからないほうがいいですよ。
ではアドレスのポイント２つを早速みていきましょう！
ポイント①両肩から両腕を自然に下ろした形を作ろう！
初級者ゴルファーさんの場合、ボールに対して近く立ちすぎる人が圧倒的に多いといわれています。
なので、いくら直立した姿勢から正しいアドレスを作ろうと思っても、窮屈な体勢になり上体をしっかり前傾する前に、ヒザを曲げてしまいます。その結果、バランスのとれたアドレスをつくることができません。
では、どうすればいいのか？
どうしても直立した姿勢から股関節を曲げて上体を前傾させる感覚がつかめない人は、以下の方法をお試しください。
まず、スタンスを肩幅に開いて直立したら、いきなりクラブを握るのではなく、両手でクラブを横にして持ち、そのままシャフトを股関節に当てます。
シャフトを腰に当てると股関節から上体を折るという感覚がつかめる
クラブで腰をグイッと体を押し上げるようにすると、ヒザが伸びた形で股関節から上体を前傾できます。
それができたら、あとはヒザを軽く曲げ、両手が両肩からプランと自然に下りた形を作るとバランスの取れたアドレスになります。
ポイントは、両腕をダラーンと下して、上体に余計な力を入れずに、常にリラックスさせておくことですね。
注意すべき点は、上体を前傾させるよりも先にヒザを曲げると上体が突っ立ってしまい、棒立ちのアドレスになることです。
なので、ヒザは一番最後に軽く曲げることこれが重要です。
先にヒザを曲げると、重心がカカト側に乗り、下半身の安定感が損なわれるので、バランスのいいアドレスがつくれません。こうなると、スイング中にもフットワークが使えず、ミスショットを連発しちゃうので気をつけてください。
ポイント②飛球線に対して平行に構える意識を持つこと！
前傾が決まったら、次は方向のチェックです。いくら正しい姿勢で構えても、体が間違った方向を向いていてはボールを狙った目標に打つことはできません。
ポイントは、肩や腰のラインを飛球線に対して平行にセットすることです。
まず、飛球線後方に立ち、目標を見ますが、このときにボールと目標を結ぶ飛球線をイメージしましょう。そして、ボールのところまで行き、肩や腰のラインを飛球線に対して平行に合わせます。
ちなみに私の場合、肩よりも胸を意識したほうが上体を飛球線と平行に構えやすいです。
ここは自分の構えやすい部位で良いと思います。
また、アドレスするときは体のラインと飛球線をどこまでも平行に保つ感覚で構えるようするといいです。飛球線をイメージせず、いきなりボールに構えようとすると、右肩が前に出たり、腰が引けたりするようなアドレスになっちゃうので注意が必要です。
なので、アドレスでは飛球線をつねに意識することが大事ですね。
飛球線を意識すれば、目標に対して正しく構えられるので、ショットの方向性が格段に上がりますよ。
アドレスの流れをルーティン化するとよい
ルーティンというのは、毎回決まった手順で行うことをいいます。常に同じ手順でアドレスを作るとブレがなくなるのでお勧めです。
正しい構えを作るには、ボールをティアップしてからの動作を常に一定にすることなのです。
飛球線後方の位置で目標に体を正対させて飛球線を明確にイメージし、そこからボールの前まで歩き、フェースと飛球線とを直角に合わせます。
そして、肩、腰、スタンスを飛球線と平行に合わせましょう。
この一連の流れを毎回同じ手順で行うと迷うことがなくなりますよ。
↓タイガーウッズのルーティン↓
ウッズもルーティンしてますね。
ということで、参考になれば幸いです。
