アドレスは4つの手順で完璧に構えられます。正しいアドレスをつくるには正しい手順を守らなければなりません。

こうみえて私がゴルフを始めた頃は、アドレスやグリップなんて関係ねえ!理屈は置いといてとりあえず万振りじゃ!
なんて、アホ丸だしのスイングをやってました(汗)これで結果的に上達が遅れたのは言うまでもありませんが。。。
その後、アドレスの重要性を理解し、イチからゴルフを勉強し直して、正しいアドレスを作ることができるようになったので、この記事では『正しいアドレスが作れる4つの手順』をご紹介させてもらいます。
まずは、アドレスで一番重要なポイントからみていきます。
アドレスで一番重要なポイントとは
アドレスで1番のポイントは、後方から見て肩とヒザ、拇指丘を結ぶラインが一直線になるように構えることです。
これを意識すると、身体の軸がブレません。
さらに、上体を前傾させてからヒザを曲げることですね。
上体を前傾させるまでヒザは伸ばしたままにしておいて、前傾させてからヒザを曲げることにより、拇指球の上にしっかり体重が乗るようになりますし、その結果として身体の軸がブレなくなります。こうすることで、身体の軸がズレないので、安定したショットを打つことができるんですね。

私は口を酸っぱくして言ってますが、ゴルフのスイングで重要なのは、身体の軸がブレないことなんですね
→ゴルフのドライバーのスタンス幅は広めが正解?答えを教えます!
では、ここから具体的なアドレスの手順をみていきましょう。
アドレスの手順はこれだけでオッケー!
①クラブを垂直に持ち直立の姿勢でグリップを作る
まず、スタンスを肩幅くらいにし、シャフトが地面と垂直になるように胸の前でクラブを持って直立の姿勢をつくります。この時、両ヒジを結んだラインが地面と平行になるように合わせてから正しいグリップの形をつくります。
②クラブヘッドのバックルの高さまで下ろす
次に、ベルトのバックルの高さクラブを下ろしますが、両ヒジに無駄な力が入らないようにリラックスしておきます。
③上体を前傾していくが、まだヒザは伸ばしたままで体重はツマ先に乗っている
この時の腕とクラブの関係が変わわないように、股関節から上体を前傾していきます。この時点ではまだ両ヒザは伸ばした状態で、体重はツマ先に乗ってます。
④ヘッドが地面に着くか着かないかところでヒザを軽く曲げると体重は拇指丘の上に乗る
ヘッドを徐々にに下ろし始め、ヘッドが地面に着くか着かないかギリギリのところで両ヒザを軽く曲げます。そうすると、拇指丘の上に体重が乗ってきます。あとは、何回か足踏みをしながら、体重配分が左4、右6にるよう調整してアドレスの完成です。
飛球線後方から見て、肩とヒジ、拇指丘が一直線になっていればバランスのアドレスといえます。
姿勢が深すぎたり、棒立ちの姿勢になったりすると、クラブがスムーズに振れず、様々なミスショットを誘発する原因となります。

両足の拇指丘のラインにしっかりと重心を乗せる意識を持って構えましょう。
では、最後におまけといってはなんですが、スライスしない立ち方をご紹介します。
スライスしない立ち方があります!
アドレスにはスライスしない立ち方があります。

それは、ボールから離れて立つことです。
ボールからできるだけ遠くに立つと曲がりが激減します。
そして、これは特に、『切り返しでタメが作りにくいゴルファー』に効きます。というのも、ボールを遠めに置いた方が、懐のスペースが作れるので自然とインからヘッドを下ろしやすくなるからです。

タメが作れない、リリースがほどけやすいゴルファーは、アウトサイドインの軌道になりがちですが、ボールを遠くに置いて懐にスペースを作ることによってインサイドインの軌道になるというわけです。
逆に、プロゴルファーや上級者は切り返しで腰のターンを使ってタメを作り、自ら振り抜くスペースを作れる人は、ボールの位置が近い傾向があります。
タメがしっかり作れてコックのリリースが遅い人、フェースローテーションが上手でコックで打つ人は、ボールを近くに置いてもインサイドインで振れるのですね。ですがアマチュアはあまりマネしない方がいいでしょう。
私自身、ボールは少し遠めに置いています。
そうすることで、振り抜くスペースができて、簡単に球がつかまるので、安心感があるからです。
次の練習で一度お試しください。