ゴルフ初心者が手打ちになる原因を解りやすく解説

スライスの原因と直し方

ゴルフ初心者さんのミスショットの9割は手打ちによるものです。

 

 

ゴルフのスイングは手打ちになるとスライス、ダフり、トップ、シャンクなど様々なミスを誘発します。

 

手打ちダメ、絶対!

 

です。

 

クラブを手や腕で振るんじゃあなく、体の回転を使って振るのがゴルフの基本。

 

「体で振れ」は、よく上級者さんに教わることですね。

 

頭ではわかっているけど、体で振ることができない。

 

そのジレンマは誰もが経験することです。

 

僕もそうでしたし(TдT)

 

でも、手打ちを克服してボディーターンで振れるようになると、めちゃめちゃナイスショットが打てるようになります。

 

体で打てばヘッドの芯で球をとらえることができるし、真っ直ぐ飛ぶし、飛距離も伸びます!

 

逆に手打ちで打つと、手先だけでスイングを調整することになるので、

 

・スイングプレーンがブレやすくなる

 

・飛ばない

 

・アウトサイドインの軌道になりスライスする

 

などの弊害がでます。

 

ってことで、ここでは手打ちになる原因と、がっつり体で打つ感覚を身につく方法を書かせてもらいます。

 

ゴルフのダウンスイングでタメを確実に作る3つの方法!

 

では、いきましょう(^^)v

 

体で打てない手打ちの原因は主に2つ

 

手打ちになる原因は大きく分けると2つあります。

 

①思いっクソ飛ばそうとしているから

 

②思いっクソ当てにいこうとしてるから

 

この2つになります。

 

まず、「思いっクソ飛ばそうとしてるから」のほうからみていきますね。

 

なぜ飛ばそうとするのがダメなのか?っていうと、

 

 

飛ばそうという気持ちが強いと、腕の力を使って振り回そうとするから

 

です。

 

なまじ腕力に自信がある人ほどこの傾向が強いですね。

 

かくいう僕もこのタイプでしたけど(汗)

 

腕力で振り回すと、切り返しからダウンスイングにかけて、下半身よりも上半身が主導で回り始めます。

 

つまり、

 

足、腰よりも先に肩から回転しちゃうんです

 

こうなると、ヘッドの軌道がアウトサイドインになってスライスするし、振り遅れてフェースが返らずにシャンクのミスが出ます。

 

さらに、飛ばそうとする弊害は他にもあって、クラブを強く振り回してやろうという気持ちがあると猫背でアドレスしてしまいます。

 

マン振りしてやろうとすればするほど、背骨は曲がりやすいです。

 

こうなると重心も下がるので、アドレスしたときにより背中が丸まります。

 

猫背になると、スイングするときに、

 

顔とボールの距離感が変わります

 

猫背のままバックスイングすれば、右足に体重が乗るので、顔がボールから離れていきます。

 

それを防ごうとして、ボールに顔を近づけると、ダフります。

 

だから、初心者が飛ばそうとしたらダメなのですね。

 

ゴルフのダウンスイングのコツを暴露!守るべきたった2つのポイントとは?

 

次に、「思いっクソ当てにいこうとするから」についてみていきます。

 

 

これは言わずもがな、手堅くボールに当てにいくということは、その時点でもはや手打ちですよね。

 

ボールに当てにいこうとすれば、

 

トップからの切り返しで下半身よりも先に手元が動いちゃいます

 

足、腰よりも手が先に動いているということは、アウトサイドインの軌道になりスライスしますし、手だけで打ってるので飛ばないし、スイングプレーンがブレてダフり、トップがでます。

 

これって実は、「思いっクソ飛ばそうとしているから」と結果的に同じミスなんですね。

 

どっちも、

 

手と腕だけでボールを打とうするから起こるミス

 

なのです。

 

ゴルフ初心者の頃は、飛ばしてやろうとした結果、スライス、ダフり、シャンク。

 

ならば当てにいこうとした結果、シャンク、トップ、スライス。

 

だいたいこうなります(笑)

 

これがわかれば、手打ちを直すのは簡単です。

 

ボディーターンでスカッと打つ方法

 

ここまで説明したように、トップからの切り返し→ダウンスイングにかけて、

 

下半身より上半身を先に動かしちゃあダメよ!

 

ってことなんですね。

 

僕は頭が悪かったので、ここまでたどり着くのに、1年かかりました(TдT)

 

じゃあ、手打ちを直してボディーターンで打つにはどうしたらいいか?

 

それは、

 

切り返しで上半身より下半身を先に動かすこと

 

です。

 

 

上半身より下半身を先に動かすことで、クラブヘッドがインサイドインの軌道になります。

 

クラブヘッドがインサイドから入ると、格段に球がつかまりやすくなり、ヘッドの芯でとらえることができるようになります。

 

さらに上半身と下半身で捻転差が生まれるので、バックスイングで溜め込んだパワーを一気に開放することができます。

 

 

パワーを開放すれば、体の回転が速くなり、ヘッドスピードも速くなるので、飛距離が伸びるってワケです。

 

ゴルフで切り返しのタイミングを確実に掴める動きを暴露します!

 

上半身より下半身を先に動かす具体的なコツは、

 

切り返しの時に、手元をトップ位置で止めたまま、バックスイングで折れた左ヒザを先にアドレスの位置に戻す動作をする

 

これだけ。

 

※頭では手を止めてるつもりでもこのぐらい下がってきます

 

左ヒザを先に動かすと、どうしても上半身もついて来るので、出来るだけ手元をトップ位置のまま動かさないように我慢するのがミソです。

 

とにかく我慢!トップまでいったら手の存在を忘れる!

 

それぐらいで丁度いいかもですね。

 

慣れない間は、トップで手を一時停止して、先に左ヒザを戻すようにすれば、上手くいきます。

 

僕がよくやってたのが、

 

スローモーション素振り

 

です。

 

素振りでゆっ~くり、ゆ~っくり、体の動きを確かめると段々コツがわかってきます。

 

ゴルフスイングって一瞬なので、速すぎて頭の想像と実際の体の動きが合致しないんですよね。

 

超スローモーションでスイングすれば、頭と体が合致しますよ。

 

一度お試しください。

 

参考になれば幸いです(^^)v