勝みなみプロのウェッジは秀逸です。
大王製紙エリオールレディスオープン2018で優勝したときは、ウェッジがキレっキレでした。
開催コースのエリエールゴルフクラブ松山で行われた大会で、勝みなみプロの平均ドライバー飛距離は245ヤード。
このコースは6525ヤードのパー72ということで、2打目のセカンドショットは、ウェッジを使う機会が多かったのです。
で、大会4日間の、
トータルパーオン率85%!!
マジかよ、驚異的なパーオン率でしたね。
グリーンを確実にとらえて、バーディーチャンスを多く作れたのが、勝利につながったのですね。
残り100ヤード前後からは、50度、54度、58度のウェッジを巧に使い分けて、巧みにコントロールしてました。
セカンドでグリーンに乗せるのだから、100ヤード超からの距離だとウェッジでもフルスイングしないと乗りません。
このウェッジの打ち方を真似すれば、僕もパーオン連発できるかも!ってことで、彼女のスイングを分析して打ち方をパクらさせてもらいます(^^)v
手打ちダメだよ!体で打たなきゃ!
勝みなみプロのスイングを見てると、
・体をしっかり回して打っている
・トップで一瞬止まっている
・インパクト時まで右足に体重が残っている
こういった特徴がありますね。
一番は、やっぱり体の回転でボディーターンをしっかり使って体で打ってますね。
ウェッジとて、しっかり体が回ってないと手打ちになるので、注意が必要ってことですナ。
腕の振りと体の回転が同調するからこそ、飛距離が伸びて安定性も高まる
ということでしょう。
体を回すといっても、肩を回す意識をもちすぎるとバックスイングで肩をすぼめてしまいがちです。
肩がすぼむと手打ちになるので、
胸を張って上体を回す意識をもつことが大事
かと思います。
また、ボールをコントロールするには、
インパクトで右足に体重を残したベタ足にすることも重要
です。
なぜならば、ピンが見えると打ち急いでしまうからです。
打ち急いで右足カカトが早く浮くと、右ヒザが前に出て振り遅れちゃいます。
振り遅れるとミスショットになります。
ってことで、右足に体重を残すとボールをコントロールしやすくなるというメリットがあります。
また、勝みなみプロは、
トップスイングの時に一瞬停止しています
僕もトップで一旦止まるのですが、
これも打ち急ぎを防ぐため
です。
それに、タイミングよく振り下ろすことができるのです。
打ち急ぐと切り返しの間がなくなるので手打ちになります。
インパクトのタイミングもズレるので、ボールをコントロールできなくなります。
そこで、トップで一瞬止まる意識をもつことで、しっかり切り返しの間がつくれて、インパクトのタイミングがあうのです。
次に、勝プロの「距離の合わせ方」も参考になるのでみていきましょう。
ウェッジの飛距離を調整する方法
勝みなみプロのウェッジのフルショットの飛距離は、
・50度で約100ヤード
・54度で約90ヤード
・58度で約80ヤード
ぐらいだそうです。
体調や風の影響で飛距離が微妙に変わるので正確に計るのは難しいですが、大体こんな感じとのこと。
でも「今日は飛んでるな~」というときは、フルスイングしないそうです。
理由はボールをコントロールできなくなるから
距離を抑えたいときの打ち方は、
フルショットのスタンスより、足幅半足分ずつ左右の足を狭めてアドレスする
こうすることで「2~3ヤード抑えられる」そうで、ボールのコントロールもできるそうですよ。
たった2~3ヤード?と思いますが、この2~3ヤードをコントロールするだけで、次のバーディーパットが楽になるのです。
僕ならパーパット、もしくはボギーパットでしょうか(笑)
確かに、
1メートルのパットと3メートルのパットでは難易度が格段に変わります
常に次の一手を考えて打つことは重要なんですね。
ってことで勝みなみ流ウェッジの打ち方を紹介しました。
まずは、自分がウェッジでフルスイングしたら何ヤード飛ぶのかを把握しておくことは言うまでもありません。
で、その日によってバラツキのある飛距離を調整していくことになります。
飛びすぎる日は、
スタンスを狭めて右ベタ足で体の回転で打つ
これでバッチリです(^^)v