ゴルフスイングはテンポが重要です!リズムとテンポのセンスがある人は才能ありですね。
それこそ、あの伝説のゴルフ漫画の「あした天気になあれ」で、主人公の向太陽が、
チャー、シュー、メーン!
ってバカみたいなリズムで打ってますが、実はあれは見習うべきことなのです。
私は初心者のころ、『ヘッドの軌道』とか、『フェースの向き』のことばかり考えてスイングしてました。
でもあるとき、
プロの選手がコースでスイングする時は、テンポで打つことしか考えてないことを知ったのです。
例えば、女子プロの岡山絵里プロ、青木瀬令奈プロ、吉田弓美子プロたちは、みんなこぞって『スイングではテンポやリズムを大事にしている』と仰られています。
マジか。向太陽の「チャー、シュー、メンー!」のリズム打ちは間違ってなかったんや。ゴメンね太陽くん。。。
では、リズムとテンポについて詳しくみていきましょう。
アマチュアゴルファーがパクるべき鉄板リズム
スイングリズムを練習するには、『チャーシューメーン!』より『ド・レ・ミ』のほうが役に立ちます。
太陽くんの『チャー、シュー、メーン!』をそのままパクってはいけません。なぜなら、我々アマチュアが、あのリズムで打つとしくじるからです。
我々が見習うべきスイングリズムは『ドレミの拍子』です。
前述した女子プロ達が、アマチュアゴルファーにお勧めされてるリズムは以下。
・バックスイングで4拍子
・切り返しで1拍子
・ダウンスイングで1拍子
という、テンポ、リズムです。
アプローチの場合だと、
・バックスイング3拍子
・切り返し1拍子
・ダウンスイング1拍子
という、テンポ、リズムで振ると良いそうです。
このリズムを実際に試したところ、かなりしっくりきましたよ。
おすすめのスイングリズムを解説
『ド』でソールして、『レ・ミ』でテークバック。
『ファ」でトップ。
ここまでで4拍子
『ソ』で切り返し。
ここでタメの1拍が入ります。
『ラー!』で一気にインパクトからフォローまでいきます。
このリズムでバチコーン!と打てますよ。
ちなみにアマチュアが自然に振るとこのリズムになるそうです。
ほな意味ないやんけ!
と思うでしょうが、そうじゃないのです。
練習ではこのリズムで打っていても、いざコースに出るとテンポって変わっちゃう
のです。
⇒ゴルフってコースに出るとミスするよね?練習場との違いを言います!
基本的にコースで打つと緊張しているので、スイングは速くなります。ですが、これは『リズム』じゃなく『テンポ』が速くなっているのが原因です。
コースで緊張してもテンポが速くならない方法
やはり、どうしても緊張すると、テンポが先走ってしまうのですね。
大勢の人前で話すと早口になってしまうのと同じです。
自分では気づきませんが、緊張してると無意識で速くなるものです。ただ、話すスピードが速くなってもさほど気になりませんが、ことゴルフのスイングとなると話は別です。
コンマ何秒速くなっただけで、スイングが大きく変わるのがゴルフ
では、そのテンポを一定の速さにするにはどうすればいいのか?
と言われたら、
いつものリズムを守ること
と答えます。
禅問答のようですが、テンポを変えないためにリズムを守るのです。
普段から『ド』『レ・ミ』『ファ』と上げて、『ソ』でタメて、『ラ-』で打つ。というリズムを体に刻み込んでおけば、コースに出た時に緊張してテンポが速くなるのを防げます。
練習でもリズムを取ることに集中すること
このリズムを取ることに常に意識を向けていれば、コースに出てもリズムを取ることに集中すれば、パニくらなくなります。緊張してても、いつもと同じ一定のリズムが刻めるのです。
さらに、実際に声に出して口ずさむといいですよ。
ドレミは誰でも知ってるし、実際に口ずさめるのがいいところ。人によってテンポは違えど、リズムは刻みやすいですから。
アプローチのリズムは変えること
なお、アプローチに関しては振り幅が小さくなるので、1拍減らします。
バックスイング3、切り返し1、ダウン1のリズムがベスト
『ド』でソールしたら、『レ・ミ』でテークバックからトップ、『ファ』で切り返し、『ソー!』のタイミングで打つ。
これでリズム感バッチリ合うでしょう。
私もコースでは、実際にリズムを口ずさんでますし、それを始めてから練習と同じテンポで打てるようになりました。
ちなみに余談ですが、
宮里藍さんは『バック13拍』の『ダウン1拍』のリズムなんだとか!
時間をかけて超ゆ~っくりバックスイングして、そして一気にバーン!という感じ。ただ、ゆっくりすぎるリズムをアマチュアが真似しても難しいそうです。人それぞれリズムは違うので、最終的には自分に合ったリズムを見つけていくといいでしょう。
くれぐれも藍さんのスイングリズムはパクらないように。
↓宮里藍 太極拳スイング↓
では、参考になれば幸いです。