アンソンジュ選手のスイングを分析してみました!
アンソンジュさんといえば、アゲンストにも負けないドライバーショットがウリです。
そして、生涯獲得賞金は、なんと!
10億円超え!しかも史上最速!
(2018年時点)
三菱電機レディスゴルフトーナメント2018でも、最終日を5打差の首位でむかえながら、一時は一打差に迫られたものの、焦ることなく終わってみれば2打差で逃げ切り優勝劇でしたね。
アンソンジュ選手は粘り強かったなぁ~。
さすが4度の賞金女王に輝いた選手だけのことはあります。
凄いっす。
では、アンソンジュ選手のスイングを紐といていきましょう。
アンソンジュの打ち方
スイングを見て思ったのが、アンソンジュ選手の強みは、
やっぱりドライバーショットだということ
です。
ドローボールが武器のアンソンジュ選手は、風の強いアゲンストでもボールコントロールを失わないで、フェアウェイをキープできるのですね。改めてあのドローボールは強力です。
では、アドレスからスイングをみていきましょうか。
アドレスでのスタンスはクローズドスタンスで構えています。ただし、クローズに構えていますが、ボールの位置やクラブを持つ長さは代えてません。
テークバックは、ボールをから30センチ後方までは、ヘッドを真っすぐ引いています。
トップは大きめで、コンパクトなイメージはありません。しっかりと捻転が作れていますし、体の軸もズレていません。
ダウンスイングでは、バックスイングで回した体を、その場でクルン!と戻す感じのスイングですね。そして、フィニッシュまで振り切ろうとせず、アイアンショットのライン出しのイメージでヘッドを目標に向けて出しています。
ハンドファーストでインパクトして、フォロースルーも大きいです。
アンソンジュ選手のスイングは、体のパワーを上手く使った打ち方ですね。ヘッドの円弧がスンゴイ大きいです。
最大の特徴は、
体に無駄な力が全く入っていないこと
これは見てわかります。
また、これだけ大きな振り方をしてるのに、スイング中に『頭の位置がほぼ変わっていない』のは凄いことですね。
と、ざっくりこんな感じのスイングですね。
ポイントは、顔を下に向けたまま目線だけでボールを追いかけているところですね。ダウンスイングで上体が目標方向に突っ込むと、インパクトポイントがズレるからそうしてるのでしょう。
インパクトでボールの右下15センチに目線を残すのがコツ
そう、アンソンジュ選手はおっしゃられてます。
これはパクれる重要なポイントじゃないでしょうか。
なお、顔を下に向けたまま、目線だけで追いかけられないという人は、実際にアンソンジュ選手が行っている『秘密の練習方法』をご紹介します。
それは、
ボールの右10センチ、そこから下に10センチの場所にコインを置いて、インパクト後にそれを見るようにして振る練習
です。
⇒畑岡奈紗プロのスイング分析!ドライバーで安定感を出せる秘密とは
これを何回か行えば、自然と顔が上がらなくなります。
アゲンストでも打ち方はいつも同じ
アンソンジュ選手の持ち玉はドローボールなので、右から風が吹けばグリーンの右を狙って風に乗せるように打ち、左から風が吹けばその風にぶつけるつもりで打ってるそうです。
アンソンジュ曰く、
私は風向きによって打ち方自体を変えることはない。
アゲンストでも、フォローでも打ち方はいつも同じ。
とのこと。
下手にティアップの高さ、ボールの位置、クラブの長さを変えると、それがミスショットにつながるのでしょう。ただし、アゲンストの時は一点だけ注意してることがあるようです。
それは、
風に負けないようにと力んで上体が突っ込まないようにすること
です。
風が強いと、無意識の内にダウンスイングで体が突っ込んでしまうことがあるので、そこは意識して気を付けるようにしてるようです。
ダウンで突っ込むとインパクトポイントがズレるので、芯でボールをとらえることができなくなりますからね。
これは私もよくやっちゃうミスです(汗)
上体の突っ込みを防ぐには、
顔を上げないこと
です。
顔を下に向け、上体の前傾姿勢を変えずに、ヘッドを目標に向かって打ち出す!
これがアンソンジュ流ドライバーのコツです。顔は下で体は前傾を保ったままで、目だけボールを追いかける。
でも、これって超ムズいんすよね。。。
トッププロの彼女だからできる芸当だと思うんですけど。前述したのコインを置いてやる練習を実践して、完コピできるように頑張ります。
では、レッツ!ゴルフ!