ウッド型ユーティリティとアイアン型ユーティリティの違いってなんやねん?
ということで、この記事では『ウッド型ユーティリティ』と『アイアン型ユーティリティ』を比較しみました。
ユーティリティには、ウッド型とアイアン型があり、種類も豊富なのでよくわからないということはありませんか?
今やユーティリティは200ヤード以下の距離からは欠かすことの出来ないクラブになっています。190ヤードからグリーンを狙うこともできるユーティリティには、どのような特徴があって、どういうゴルファーに向いてるのか?などなど、気になる点を書いていきます。
あなたのユーティリティ選びの参考になるので、見ておいて損はないかと思います。
フェアウェイウッドよりもクラブが長い分、ボールに当たりやすいのでミスが出にくく、ヘッドの種類がかなり多いので、打ちたい弾道に合ったモデルを選ぶことができます。
では、まずウッド型のユーティリティからみていきましょう。
ウッド型ユーティリティの特徴
ウッド型のユーティリティは、球の上がりやすさ+ミスヒットへの強さ+アイアンの構えやすさがミックスされたクラブとなります。
フェアウェイウッドよりもクラブが長いので、ボールに当てやすくミスが出にくい
さらにヘッドの形状がたくさんあり、自分が打ちたい弾道に合わせてチョイスすることが可能です。
ウッド型のユーティリティに合うゴルファーのヘッドスピードの目安は、
36~48m/s
ぐらいの人に合います。
飛距離はヘッドスピードが40~42m/sあたりならば、190ヤードは飛びます。
幅広いヘッドスピードのゴルファーに合うことから、もっとも選ばれているユーティリティですね。まさに万能タイプのクラブだといえます。また、ウッド型のユーティリティの中でも、ウッド寄りとアイアン寄りに形状が分かれています。
【ウッド寄りのユーティリティの特徴と適正タイプ】
・弾道は中~高弾道(7番アイアンの高さが目安)
・重心深度が深い
・横から払い打つレベルブローで打つタイプに合う
・切り返しでタメがほどけやすい人に合う
【ウッド型でアイアン寄りのユーティリティの特徴と適正タイプ】
・弾道は低~中弾道(6番アイアンの高さが目安)
・重心深度が浅い
・上から打ち込むダウンブロータイプに合う
・ある程度タメをキープできる人に合う
アイアン型ユーティリティの特徴
アイアン型のユーティリティは、ヘッドがアイアンの形状でパッと見はアイアンです。ロフトは22~24度で構えやすく重心深度が浅いので、球を上げて適正な飛距離を出そうとするには技量が必要なクラブです。
中空構造になっていて、重心深度が深いけど重心が高くなる傾向にあります。よって、地面から打つにはある程度のヘッドスピードが必要になってきます。
アイアン型のユーティリティに合うヘッドスピードの目安は、
42~50m/s
ぐらいの人に合います。
このあたりのヘッドスピードの人が打てば190ヤード飛びます。
つまり、
パワーヒッター限定のクラブ
ともいえます。
横から払い打つよりも、しっかりタメを効かせてダウンブローで強い球を打てるタイプに合います。ヘッドスピードが40以下の人が打つと球が上がらないので、適正なキャリーが出ませんのでくれぐれもご注意ください。
低弾道かつ強い打球で風の影響を受けずに飛ばすためのクラブ
です。
ということで、最後に各タイプごとのユーティリティにはどんな物があるのか?参考までに載せておきます。
タイプ別ユーティリティの紹介
【ウッド寄りのウッド型ユーティリティ】
ヤマハインプレスUD+2
・長さ39.5インチ
・重さ336g
・適性ヘッドスピード36~40m/s
・初心者向け
【アイアン寄りのウッド型ユーティリティ】
タイトリストTS3H
・長さ39.5インチ
・重さ362g
・適性ヘッドスピード43~50m/s
・中.上級者向け
【アイアン型のユーティリティ】
タイトリストU510
・長さ39インチ
・重さ376g
・適性ヘッドスピード42~48m/s
・中.上級者向け
以上です。
まとめると、
ウッド型は、ヘッドスピード36m/s以上でタメがほどけやすく横から払い打つレベルブローで打つゴルファーに向いている
ウッド型でアイアン寄りは、ヘッドスピード36m/s以上である程度タメができて打ち込めるゴルファーに向いている
アイアン型は、ヘッドスピード42m/s以上でタメを効かせて打ち込めるゴルファーに向いている
上記を参考にしてユーティリティをお選びください。
では、参考になれば幸いです(^^)