ラフからのアプローチは難しいですが、大事なポイントさえ理解していれば、上手く打つことができます。
ここでは、ラフからのアプローチのコツをご紹介します!
特に夏のゴルフ場は、グリーン周りに抵抗の強いラフが生い茂っています。
クラブに伸びた芝が絡まって、何球も脱出できないなんてことも起こりますね。
ラフに入っただけで、少し気が滅入りますが、ビビることはありません。
とはいえ、深いラフのアプローチが上手くできずに、大叩きする人もけっこうおられるのも事実。
特に初心者さんだと、気持ちで負けてしまう人もいるでしょう。
でも、ラフからのアプローチでミスってしまうのは、ちゃんと原因があります。
ラフのアプローチでミスる原因というのは、
手打ちだから
です。
ラフでミスるの90%は、手打ちになっているからです。
そもそも、手先だけで深いラフを抜けるなんて無理があるのです。
ちなみに、ラフでは浮かそうとして、すくい打ちするのもミスの原因です。
他にも、草を刈り取ろうとして、鋭角に打ち込み過ぎるのもいけません。
とにかく、手や腕を使いすぎると、距離感が合いづらく、ソフトにフワッと上がる球が打ちづらくなるのです。
じゃあどうすればいいのか?
続きをご覧ください。
深いラフを上手く打つアプローチ法
ラフからのアプローチのコツは、
左足体重+ハンドレイトで打つこと
これです。
左足に体重を乗せたままハンドレイトで打つと、ラフに負けずに、フワッと球が上がります。
まず、肩幅ほどの狭いスタンスで構えて、ボール位置は左足カカトの延長戦上にセットします。
そして、
フェースを開いてハンドレイトに構える
これがポイントです。
このアドレスで、ラフから球を上げる下準備が整いました。
あとは、スイングですね。
スイングは、
手首を使わずに肩を使って打つ
これがコツ。
パターと同じ振り方ですね。
自分の手先の感覚に頼らないで、手を使わず常に同じ動きで自動的に肩を動かします。
そして、
躊躇なく強く打ち込んで大きく振り抜くこと
です。
フェースを開いているので、球は上にあがりますが、遠くまで飛ぶことはありません。
ウェッジにはロフトがあるうえに、フェースを開いて構えているから、この打ち方で十分に上がってくれるのです。
ラフからのアプローチでミスる人は、色々やろうとし過ぎているからだと思います。
アプローチのスイングで大事なのは、
クラブに仕事をさせること
です。
正しいアドレス、セットアップを覚えておけば、手先の感覚に頼ることなく、ラフであろうとフワッとしたアプローチが打てるようになります。
【まとめ】
・左体重でハンドレイトに構える
・ボールは左足カカトでフェースを開いて構える
・手や腕を使わず肩の回転で振る
・躊躇なく打ち込み振り抜く
以上です。
ラフからのアプローチで打つ場面が来たら思い出してくださいね(^^)v
参考になれば幸いです。