ゴルフでフックする理由をご存知ですか?
初心者さんの場合だと、フックよりもスライスが出る方が格段に多いと思いかと思います。
ですが、最近フックに悩まれるゴルファーも増えてきています。
フックが出るようになってきた背景には、
クラブが変わったから
という理由があげられます。
最近のクラブは、ミスを補うような設計でつくられてるので、少々悪いスイングをしても、ある程度真っすぐ飛んでくれるようになってます。
ゴルフのミスで多いのはスライスなので、スライスの出にくい設計で作られてるってわけ。
なので、現在のクラブでナイスショットをしてしまうと、逆につかまりが良すぎてフックや引っ掛けが出ちゃうのです。
スライスが出ない設計=フックが出やすい設計
なんですね(汗)
なので、スライスが出るからといって、極端なスライス撲滅設計クラブを使うのはどうかと思います。
スライサーでも練習して真っすぐ打てるようになったときに、フックがでちゃあ意味ないですからね。
ってことで、結局はクラブじゃなくて、
スライスもフックもスイングで矯正しましょって話
です。
そして、フックする理由って超簡単に説明することが出来ます。
フックが出る3つの原因と対処法
フックが出るのは、グリップ、アドレス、スイングの3つが原因です。
なので、一つずつ潰していけばフックは直ります(^^)v
自分に当てはまる箇所だけをサクッと矯正してみましょう。
①グリップが原因の場合
もしかして、ストロンググリップで握ってませんか?
「俺はストロンググリップじゃあない」という人は、次の項へスルーしてくださいm(_ _)m
ストロンググリップは、リストターンがしっかりできて、ボールがつかまりやすくなるので、フックが出ます。プロになると、ストロンググリップ+手首返さないスイングでドローボールを打つことができますが、アマチュアだとけっこう難しいです(汗)
なので、
フックが出るならスクエアグリップで握りましょう
アドレス、スイングとの兼ね合いがあるので、ウィークグリップも避けてください。
②アドレスが原因の場合
次に、アドレスで構えたときに右を向きすぎてないかチェックしてください。
いわゆるクローズスタンスってやつです。
これに関しては、自分で気付かないこともあるので、人に見てもらうのがいいでしょう。
スタンス方向が間違ってるというのは、致命的なミスなので、そのままにせず直すべきです。
真っすぐ打つためにはスタンスと目標と平行にすること
これが必須なので、一度チェックしてください。
また、スタンスをスクエアにすると、早く体が開いちゃうという人は、左ワキを少しだけボール方向に出してワキにギュッと力を入れれば、左側の壁ができるのでボールがつかまりやすくなります。
また、アドレスした時の手の位置も重要です。
自分の中心線に手があると、インパクトでヘッドが返ってしまうので、フックが出やすくなります。
なので、
アドレス時の正しい手の位置というのは左モモの内側
です。
あくまでも目安ですが、個人の筋力や左右のバランス、感覚により微妙に変わりますので、自分の感覚に合った位置をみつけてください。
とはいえ、体の中心線より手の位置が右に来たり、左モモより外側に出るのは有り得ないのでご注意くださいまし。
③スイングが原因の場合
スイングが原因でフックが出るのは、
バックスイングがアウトサイドに上がってフェースを閉じ気味に下ろしてくるから
です。
逆に、
インサイドに上げすぎてリストを早く返してインサイドアウトに振ってもフックします
つまり、
スイングプレーンがどっちかに偏ったときにフックが出やすい
ということになります。
で、フックを出さないように振るにはどうすればいいのか?
それは、
スイングプレーンをなぞるようにバックスイングして、ダウンスイングで少しインサイドから下りて、インパクト以降はリストターンによりインサイドに振られていくように振る
これが正解です。
いわゆるインサイドインの軌道ですね。
フックが出る人は、フォローをアウトサイドに振りがちですが、インサイドに振りましょう。
インサイドに振ると引っ掛けてしまうイメージがありますが、
インパクトから先はしっかり左方向に振ってこそフックが出ません
ってことで、フックが出る理由と直し方は以上です。
では最後にまとめます。
スクエアグリップで握り、スクエアスタンスで構え、インサイドインで振る
その際、
手は左モモで左ワキをギュッと閉める
こんな感じでサクッとフックは直ります(^^)v
参考になれば幸いです。