パーオン率をあげるためにに何をすべきか?
150ヤード以下のアイアンショットで確実にグリーンに乗せるためにはどうすべきか?
その答は女子プロ選手たちのスイングをみていれば、おのずと答えは出ます。
ちなみに、
女子ツアーでパーオン率1位の選手は75%です!
50位の選手のパーオン率が65%なので、
平均すると70%はパーオンできている
ことになります。
では、パーオンするために必要な、アイアンショットの基本的なポイントについて書いていこうと思います。
体の軸をキープすること
私が女子プロ選手を見てて思うに、パーオンできる秘密は、
正確無比なインパクト
にあると思います。
そして正確なインパクトを量産させるには、
基本が大事
ということになります。
まずアイアンショットの基本その①は、
体の軸をキープすること
です。
体重移動を大きくしてしまうと、体の軸がズレるので、その場で回転する意識で軸を動かさないようにすることがショットを安定させるコツです。
バックスイングは体の回転でゆっくりと上げていき、トップで捻転のエネルギーを一気に解放させてダウンスイングします。
その際、
体が左に流れないで、その場で回転させるように振りおろすこと。
ダウンスイングで左股関節でパワーを受け止める感じで回転すると上手く左側に壁をつくれて、スエーしないです。軸が安定すると、入射角が安定するので、方向性が良くなるし、番手どおりの飛距離が出るようになります。
ハンドファーストの縦振りを意識すること
次に、アイアンショットの基本②は、
ハンドファーストで縦振りを意識すること
です。
精度の高い安定したショットを打つには、やはりハンドファーストで打つことが基本です。
ハンドファーストで打つには、
インパクト前後の動きから逆算して体を動かす
といいです。
ただし、ハンドファーストを意識しすぎると手打ちになるので注意が必要です。手元をコネてしまったり、振り遅れたりすると、ヘッドの動きが安定しなくなるので。。。
で、私が手打ちを防ぐためにやってることがあります。
それは、
胸を回す意識でスイングすること
です。
バックスイングでは、胸を飛球線後方に向けることから始動して、手元からは上げません。
同じくダウンスイングでは、飛球線方向に胸を向けることから始動して、それに同調するように手元が降りて来るようにします。
こうすれば、手元を使ってクラブを操作することがなくなります。
手元は体の動きについて来るだけで良いのです。
そして、更にフィニッシュを高い位置に振り抜くように意識すれば自然に縦振りになります。
肩を水平に回すこと
次に、アイアンショットの基本③は、
肩を水平に回すこと
これで、ショットが安定します。
ポイントは、右肩の高さをキープして回転させるのがコツです。
ちなみに、実際に僕がコースに出るときは、肩を水平に回すことだけしか考えてません。
バックスイングの形、トップの位置、切り返し、ダウンで腕を下ろす方向、、、など、あれこれ考え出すと、迷路に迷い込むので、極力簡単なポイントだけしか考えないようにしています。
コースに出たら肩を水平に回すことだけ考える!
コースであれこれチェックポイントを全て考えるのは難しいし、それによってぎこちない動きになることが多いので考えません。
もちろん練習では試行錯誤はしてますよ。
ただしコースでは、バックスイングもダウンスイングも右肩を上下に動かさず体を回転させるこれだけ。
やってみると、思ったより肩が高い位置にあることに違和感を感じるでしょう。これで軸がブレないので、再現性が高まり、ショットが安定します。
コツは、切り返しからダウンスイングを思いっきりゆっくりしてみること。
自分で思ってる以上にゆっくり動かしてもインパクトゾーンではヘッドが走るので大丈夫ですよ。
アイアンショットまとめ
タイトルでは「3つのポイント」にしましたが、あらためて見返してみると全部同じことでしたね(汗)
でも、これは事実です。
要は、アイアンの基本というのは、
軸をズラさずハンドファーストで体の回転で打つ!
ってことです。
ただ、女子プロは簡単にやってのけますが、いざやってみると難しいですよ。自分のスイングの動画を撮ってみると、いかに自分の体がアッチコッチに動いているのかが、よ~くわかります。
俺ってこんなに動いてんの?ってなりますよ(笑)
アイアンショットで難しい部分は、「切り返し」の時と、「ダウンで早く体が開ちゃうところ」ですね。
切り返しでは、トップで一旦止まってから想像以上にゆ~っくり肩を水平に動かすと上手くいきます。
ダウンで早く肩が開かないようにするには、
手打ちではなく下半身から始動して、手元は後でついてくるように振ること
その際、
左股関節でしっかり体重を抑えて左に流されないようにすることも大事
です。
頭では理解してても、素振りではいい感じのイメージで触れてても、いざボールを打ってみると上手くいかないことはよくあります。
やっぱり練習を重ねることが大事だと思いますね。
↓パーオン率が上がるレッスン↓
頑張りましょう~。