最短でショートアイアンが上手くなるコツをご紹介します。
できるだけ早くゴルフが上手くなりたければ、ショートアイアンの練習は必須です。
なぜなら、短いクラブで正しいスイングができなければ、長いクラブで正しいスイングなんて出来ないからです。スイングの難易度は、ショートアイアンよりロングアイアンの方がはるかに難しいので、まずは短いクラブで上手に打てるようになる必要があります。
かくいう私が初心者の頃は、ドライバーでマン振りばかりしてたんですけどね(汗)
ショートアイアンを最短で上達するには、
9番アイアンで身体と腕の同調を覚えること
つまり体で振ることが大事になってきます。
ということで、ショートアイアンのコツをみていきましょう。
9番アイアンで腕と身体を同調させるように振る
ショートアイアンを最短で上手く打つには、9番アイアンでボールを打つ時に、腕をリラックスさせ、打感をつかむことから始めます。
まず、ボールを打つ前にクラブを胸の高さまで上げ、両手が胸の前にくるように体を回すことで、体の回転と腕の振りの同調を体感しておきます。これは野球のスイングみたいなイメージでOKです。
この感覚を覚えたら、次にボールを打ちます。
最初はスタンスを狭くして構えて、ボールの位置はスタンスの真ん中にセットします。このスタンスで、肩から肩までのスイングを20球ほど打ちます。
グリップを軽く握り、腕と身体の同調を意識しながら、クラブの軌道にも気を配ります。
バックスイングでは胸を目標の反対に向け、フィニッシュでは胸を目標に向けることがコツですね。
①バックスイングではクラブを上げると同時に胸を目標と反対方向に向ける
②インパクトからフォロースルーにかけては胸を目標方向に向ける
そして常に両腕が胸の前にあるように意識しましょう。
ここで注意すべきは、
グリップと腕の力はゆる~くですが手首はしっかりと固定するということ
です。
ゆるく握ってるのに手首を固定するのは意外と難しいです。私もこの状態でなかなか振れなかったのを覚えてます。ここは何度も練習するしかありません。
→アイアンの軌道を安定させ腕と体を一体化させる2つの練習方法
ここで肩から肩まで20球ほど打ってみて、体と腕を同調させることが出来れば、次はフルスイングに入ります。
ショートアイアンをフルスイングで打ってみる
肩から肩までで同調させる感覚を身につけたら、スタンスを肩幅に広げてフルスイングをしていきますが、特別難しいことはありません。フルスイングでもさっきの肩から肩までの振りと同じです。
手先の動きに頼らず、体全体を使ってスイングするのがポイント
肩から肩と同じように、胸の方向は常に意識して腕に同調させます。ちなみに9番アイアンはクラブ自体が重いため、手打ちになると飛距離が伸びません。
ということは、
この9番アイアンでしっかり距離が打てるようになれば、ロングアイアンやドライバーでも、しっかりつかまった打球が打てるようになるということです。
クラブの重みを感じながら、腕と体を同調させながら打つだけ。簡単とはいいませんが、練習すれば身体が覚えてくれます。慣れれば意識せずとも自然にできるようになるので、それまでの辛抱です。
9番アイアンでしっかり距離を出すことで、腕と体が同調したスイングをマスターできるので、まずは真面目に愚直にやることが大事になります。
まぁ、そのマジメにコツコツってのが一番難しいんですけどね(汗)
では、最後にまとめます。
ショートアイアンの練習ポイント
ショートアイアンの練習ポイントは、
・打つ前に野球の横振りスイングで身体と腕の同調感覚をつかむ
・グリップは緩く腕の力を抜きつつ手首だけは固定する
・『スタンス狭めで肩から肩までのスイング』腕と身体の同調を意識して打つ
・『スタンスを肩幅でフルスイング』腕と身体の同調を意識して打つ
です。
ショートアイアンで意識するのはこれだけです。
こうしてみると、やはり大きなポイントとなるのは、体と腕を同調させるということになりますね。
ぜひお試しください。
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では、レッツ!ゴルフ!