ゴルフ初心者がパー4を攻略するために何をすべきか?
この記事では、パー4を攻略するために、ティーショット、セカンドショット、アプローチ、パットをどう打つべきなのかを書かせてもらいます。
いきなりですが、
パー4では、3打以内にグリーンに乗せるのが第一目標です!
実際、初心者ならば、3オン2パットのボギー狙い、3オン3パットのダブルボギー、4オン2パットのダブルボギーあたりで御の字でしょう。
このことを前提に、まずティーショットの攻め方からみていきましょう。
コース戦略を考えるとき、プロは「グリーンから逆算セヨ!」と言いますが、これはピンポジションやグリーンの形状、グリーン回りの状況をみて攻め方を考えようという意味です。
しかし!
ゴルフ初心者かつ100を切るために必要なティーショット戦略はたった一つ。
OB、池、深い崖、深い林を避けて、第2打がグリーン方向に打っていける所にボールを運ぶことだけを考えて打つべし!
はい、これだけです。
多少曲がろうが、距離がショボかろうが無問題です。
初心者なので、ぶっちゃけ100~150ヤード前に進めばそれでオッケー
距離が長いホールでも、短いホールでも、飛ばそうと力むのが一番ダメです。
フェアウェイに運べれば御の字で、ラフでもかまいませんし、左右の傾斜でもいいです。
OBや池にハマらなくて、100~150ヤード前に飛ばせればティーショットはクリア
なのです。
距離が短いパー4ならば、なおさらOBを打たないように、池に入れないように、林に入れないように、崖下に落とさないように頑張りましょう。
グリーン方向に第2打を打てる場所にボールを運べれば大成功なのです。
とはいえ、
「そのOBを打たないってのが難しいんじゃい!」
と、お怒りの人もいるでしょう。
確かに狙った所に打てるならば、100切りなんてとっくにできてるはずですね。
では、狙った所に打てない人はどうすればいいのか?
ドライバー以外のクラブで打てば良い
というのが答えです。
少しでもOBの可能性があるホールでは、フェアウェイウッドやユーティリティで打つのもよし。
自信のあるアイアンで打っても構わないのです。
恥ずかしいかもしれませんが、それも戦略のひとつだと僕は思います。
残り100ヤードになるようにティーショットする
短いパー4のティーショット、例えば280ヤードのパー4ならば、180ヤード飛べば残り100ヤードです。
残り100ヤードだったらグリーンに乗せれる可能性は高いはず
です。
それなら無理に飛ばす必要ナッシング!
ということになります。
ティーショットは180ヤード飛べばオッケー!
そう考えれば気持ちが楽になるでしょ?
ちなみに、はじめっから、100ヤード→100ヤード→80ヤードで3オンもアリですよ。
さっきも書きましたが、ドライバーが苦手ならフェアウェイウッドやユーティリティで打ってもいいですし、クラブを短く持ったり、スタンスを狭くして打つのも効果的ですよ。
→ゴルフのドライバーのミート率を上げて安定させる打ち方を公開!
パー4では、残り100ヤードになるように、トータル距離から100ヤードを引いて作戦をたてましょう。
300ヤードの場合、300ー100=200ヤードなので、
とりあえず200ヤード前に進めばオッケー
100を切るにはトリプルボギーを打たないことなので、最悪3オンでも問題ありません。
つまり、最初の200ヤードを100ヤード×2回でも大丈夫だということです。
そう考えると気持ちも楽になって、OBを打たないことに徹することができると思います。
パー4のセカンドショットの狙い目
さてティーショットを打ち終わり、第2打目のセカンドショット。
ここでは、まずライの状況をチェックします。
ボールがフェアウェイにあるのか、ラフなのか、バンカーか、これにより攻め方が変わってきます。
ここでは、浅いラフかフェアウェイからグリーンを狙う戦略をみていきます。
深いラフ、バンカー、急な傾斜にボールがある時は、そこから無理やりグリーンを狙わず、一旦フェアウェイに戻すことだけを考えましょう。
セカンドショットは、基本的に残りの距離によって攻め方を変えていきます。
まず、残り110~140ヤードで8番アイアン以下で狙える距離が残った場合は、積極的にグリーンオンを狙います。
コツは、
ピンがどこにあろうと、グリーンのセンターを狙うこと
例えば、ピンが右にあるとき、右を狙って右に外すと、3打目で球を上げて止めるという難しいアプローチが残ります。
ピンが奥にあるとき、無理に奥を狙いに行ってグリーン奥に外すと、3打目で超難しい下りのアプローチが残ります。
こういったことを考えると、どんな場面でもグリーンのセンターを狙い、グリーン真ん中までの距離を計算するのが攻略のカギとなります。
そして、3打目のことを考えると、ピンの手前に落としたほうが簡単なので、グリーンを狙う時は、ピンを超えない番手で打つのが基本となります。
ただ、ピンが手前にあるときは、とりあえずグリーンに乗せておくという考えのもと、グリーンの真ん中を狙う考え方で大丈夫です。
次に、グリーンまでの距離が長くて、1発でグリーンに届かないときの攻め方を書いていきます。
200ヤード以上残った場合のセカンドショット対策
グリーンまで200ヤード以上残った場合は、どうやって3オンさせるか?を考えます。
僕の考えでは、仮に200ヤード以上飛ばせる自信があったとしても、ハナっから3オン狙いに徹することが大事だと思います。
「どうせやったら狙った方がええやないか!」
と思う人もいるでしょうが、100切りができない人が残り200ヤードからグリーンをとらえられる可能性は、ほぼゼロでしょう。
ココで無理して打ってOBを打つぐらいなら刻みましょう!
フェアウェイウッドで少しでも近づけようとするのも危険です。
フェアウェイウッドも意外と難しいですからね(汗)
ミスる可能性のほうが高いのでやめたほうが無難です。
→フェアウェイウッドが最短で上手くなる練習方法とポイントを伝授!
じゃあ、200ヤード以上残ったとき、どうすべきか?
3打目に自分の得意な距離を残すこと!
です。
3オンを狙うと決めたら、恥をしのんで無理せず、
次打で自信のあるクラブを使える距離に運ぶことに集中する!
これが正解です。
僕は60ヤードに絶対の自信があるので、140ヤード打って60ヤード残しますね。
あなたが80ヤードに自信があるなら、120ヤード打って80ヤード残しましょう。
また、ティーショットでチョロって、もっと長い距離が残った場合どうするのか?
この場合も、8番アイアン以下の自信があるクラブで、できるだけグリーンに近づけるようにします。
そこで残った距離から攻め方を考えればいいでしょう。
【まとめ】
パー4攻略のポイントはいかがでしたか。
・できれば3打以内にグリーンに乗せる
・ティーショットはOB、池、林じゃなければOK
・残り110~140ヤードならば8番以下でグリーン真ん中を狙う
・200ヤード以上残ったら刻んで次打で自信のある距離を残す
このような考え方でパー4を攻略できると思います。
とはいえ、100を切るのが目標ならば、ダブルボギー狙いでも大丈夫なので、気楽にいきましょう(^^)v