石川遼のドライバースイングを解析しちゃいました!復活の秘密がわかった!

ドライバーの打ち方

石川遼プロのドライバースイングを解析しました。

 

 

あらためて見ると、石川遼プロのスイングは進化してますね。

 

石川遼プロは、2013年からアメリカのツアーで頑張ってましたが、2017年の秋から日本ツアーをメインでやっておられます。

 

そして、2019年に2試合連続優勝を果たし、復活を遂げました。

 

今年は賞金ランキング1位になってます。(2019年9月時点)

 

あいや、我らが遼くんが戻ってきましたね。

 

彼は復活すると思ってましたよ、ボクは。(手のひら返しw)

 

というのも、ドライバーから何から、ショットの精度が安定しとりますから。

 

バーディーが連発できたのには、スイングの底上げされてたのが、大きな要因なのではないでしょうか。

 

何年か前にテレビで古閑美保さんが話してたのを思い出しました。

 

遼くんは難しいことをやろうとし過ぎている。ゴルフは止まってるボールを打つだけのシンプルな競技。それをあえて難しい取り組みをやろうとしてもがいているような気がする

 

と。

 

スイングの改革をしようとずっと努力してきた遼くん。

 

石川遼プロには、僕みたいな凡人には計り知れない考えがあるのでしょうね。

 

シンプルなゴルフで難しいことをやろうとしている

 

ん~、深いですね。

 

ワシにはサッパリわかりましぇん!

 

ってことで、その答が出たのかどうか。

 

リッキーファウラーの打ち方を分析してみた結果

 

結果がついてきたといことは、スイングの改革に成功したということでしょう。

 

僕みたいなアマちゃんが、解析するのもおこがましくなってきましたが、石川遼プロのドライバーショットを解析してみます。

 

石川遼の安定性と飛距離が伸びた理由を発見!

 

こうして石川遼プロのスイングを見てみると、あきらかに変わった点があります。

 

それは、

 

入射角がシャローになった

 

ところです。

 

シャローとは、トップからのスイングプレーンを鈍角にするという意味です。

 

要は、切り返しでシャフトを寝かせて、インパクトでヘッドがボールに対して浅い角度で入ってくるようにしたのですね。

 

 

これは、最近の海外選手がこぞってやり始めたスイング法です。

 

今流行りのシャロースイングってやつ。

 

とはいえ、アメリカでは昔からあったそうですが、時代は繰り返すのですね。

 

遼くんもシャロースイングを取り入れたのです。

 

 

クラブを寝かせてインサイドからヘッドを入れることで、入射角を鈍角にして、インパクトゾーンを長くしていく打ち方です。

 

バックスイングでは、上体と下半身の捻転差をあまり意識せずに大きく回してします。

 

 

そして、切り返しでは、下半身から始動して体を使って回しています。

 

 

そして、シャフトを寝かしてクラブヘッドを出来るだけインサイドから、体に引っ張られて最後に背中の方から動き出すようにしています。

 

こうすることで、シャローに入りやすくなるのですね。

 

シャロースイングを取り入れることで、インサイドインの軌道の再現性が上がり、ショット精度も格段に向上したのでしょう。

 

「ドライバーだけでなく全てのクラブでスイングが底上げされた」と本人も語っています。

 

今まではインサイドアウトの軌道で振っていたのがダメだったと。

 

インサイドに振り抜こうとすれば、アウトサイドインの軌道でダウンスイングをしなければ無理だったそうです。

 

そうすれば、ヘッドが鋭角に入るのですっぽ抜けるミスがあったのだとか。

 

ん~!プロでもそんな悩みがあるのですね。

 

ダスティンジョンソンのスイング解析をしたらトンデモナイ事に気づいた!

 

また、アドレスでは少しヘッドをボールから離して構えています。

 

 

これはドライバーの特製を考えてのことでしょうか。

 

ドライバーは最下点より少し先でヒットするのが一番ボールがつかまります。

 

ボールのすぐ側で構えると、最下点でヒットして詰まった感じになるので、それを意識されてるのでしょうかね。

 

知らんけど笑

 

プロでそういう選手が多いのでたぶんそうかと思います。

 

でも、シャローに振るとインサイドインの軌道で振れるというのは良いですね。

 

ちなみに僕もシャロースイングを試しましたが、

 

けっこう良い感じです。

 

入射角が緩やかになるし、インサイドからヘッドが入りやすいので、球のつかまりが良くなります。

 

インサイドからダウンできない人、カット打ちになってスライスするという人は、このシャロースイングはオススメですね。

 

インサイドインで強制的に振り下ろす3つのコツ!

 

ボクは、ただでさえタメを作るのが下手なので、もう少し練習して是非とも身につけたいですね。

 

シャロースイングは、よくスライスが出たり、打ちだしが右に飛んでいく人には、おすすめですが、よく引っ掛けたりフック系の弾道を打つ人はあまりやらないほうがいいかと思います。

 

では、あなたもシャロースイングにトライしてみましょう。

 

と、実はコレとは別でもう一つ遼くんのスイングで変わったことがあります。

 

今年から遼くんの飛距離は大幅に伸びたのですが、その理由が判明しました。

 

石川遼くんの飛距離が格段にアップした理由

 

石川遼プロは、ここ1年ほどで圧倒的な飛距離アップに成功しています。

 

遼くん曰く、

 

ヘッドを安定して速く振るには押すより引く力を使うべき。背筋を使ったほうが効率よく飛ばせます

 

だそうです。

 

確かにこれには同意ですね。

 

ゴルフスイングにおいて、背筋は引っ張る動きに使います

 

ぜひ背筋を使いましょう!

 

スイングは体の大きな筋肉を使うことは、ゴルフスイングにとってメリットしかないですからね。

 

背筋を使う3つのメリットル
①スイング軸がブレずに安定する
背筋を使うことで手打ちにならないので、軸がブレないのでスイングが安定します。
腰の位置や前傾の角度も安定するのです。

②体の回転速度がアップする
背筋は体の筋肉の中でも大きな筋肉です。上半身のメインとして使うことで、腕だけで振るよりも格段に体の回転速度が増します。

③再現性が高まりミート率がアップする
手先でクラブを操作することがなくなるので、クラブの軌道、フェースの動きが安定します。スイングの再現性が上がります。

 

切り返しからダウンスイングで背筋の力を使えると、腰が速く左に回せるので手や腕の力に頼らずにクラブを引っ張り下ろすことが出来ます。

 

実際、遼くんはダウンスイングで腰が若干左にスエーする傾向がありましたが、現在は左にギュン!と素早く回せているので、振り遅れることがなくなりましたね。

 

スイングでアクセルになるのは体の後ろ側の筋肉。背中をはじめ体の裏側の筋肉を鍛えたら飛距離が伸びました。by石川遼

 

これは数値で証明されていて、2018年の飛距離は289.35ヤードだったのに対して、2019年は307.04ヤードと格段に飛距離がアップしているのです。

 

ココにきてまだ伸びしろがあったのですね、遼くんすげぇっす!

 

これは僕も背筋を鍛えねば!ってことで、さっそく背筋の筋トレをしようと思ったのですが、その必要はなさそうですね。

 

というのも、アマチュアゴルファーで背筋の力をうまく使えてる人は極わずかだそうだからです。

 

なので、まずは筋トレするのではなく、

 

背筋を使えるようにすることが先決

 

ですね。

 

背筋を使えるようになるだけで大幅な飛距離アップできるでしょう。

 

背筋を使うコツは、切り返しで出来るだけ腰をギュッと開き、その際に右肘ができるだけ体から離れないようにくっつける動きをすると、自然と左脇も締まって背筋を使いやすくなるそうです。

 

 

腰を左にスライドしたり、突き上げたりするのはNGです。

 

また、

 

アドレスでは腰を反らせて構えないこと

 

 

腰を反らせると背筋が固まってしまい、うまく使うことができません。

 

みぞおちの下あたりを背中側に押し込むイメージで構えると骨盤が立って背筋が使いやすくなります。

 

比嘉一貴のスイングがエグい!なるほど勝てるわけですな

 

体の前側を使うと腕で押すスイングになり、体の後ろ側を使うと引っ張り下ろすスイングになります。

 

これまでの説明を見れば、体の後ろ側の筋肉を使ったほうが軌道が安定し飛距離が伸びるかは明らかですね。

 

よし、僕も石川遼プロのように背筋スイングを真似てみます!

 

あなたもいかがですか?

 

ということで、参考になれば幸いです。