ゴルフ初心者が最短で100切りを果たす方法ってあるのか?
答えは、100というスコアは初心者さんでも切ることはできます。
ただ、ショットが安定しない人が100を切るとなれば、少々ゴリ押しで周らなければなりません。
正攻法では上手くいくはずがない
これを前提に考えて作戦を立てていきます。
この記事では、カッコ悪くても、恥ずかしくても、あらゆる手段を使ってでも、100を切るために必要なことを書いていきます。
では、100を切るためには具体的にどうしたらいいでしょうか?
そのための条件は7つあります。
これは、ドライバーで毎回ナイスショットが出ない人、アプローチでピン側にピタリと寄せられない人、毎回3パット以上叩く人が、コースを周って100というスコアを切る経験をするための大前提ともいえます。
ぜひご覧くださいませ。
ゴルフ初心者はカッコ悪くても刻むことを考える
ひとつ目は、
カッコつけないこと
です。
飛ばない、曲がる、でも100を切るというならば、カッコつけないことが大事です。
初心者のカッコつけはスコアを崩します。
スコアを上げるためならば、フェアウェイが狭いホールでOBを叩くぐらいなら、ドライバーじゃなくアイアンで打つという選択をする。
この勇気が必要です。
でも、ほとんどの人は「ティーショットをアイアンで打つなんてカッコ悪い」と思います。
でも、イキッてドライバーで打ってOBしたら2回空振りしたのと同じことです。
それなら、自信のあるやさしいクラブで2回前に飛ばした方が、よっぽど飛距離を稼げます。
アプローチにしても、グリーン周りはウェッジじゃなくパターを使う選択をすること。
パターを使ってアプローチするのはカッコ悪いことじゃあないです。
プロだってパターを使う人はいますからね。
ウェッジでミスる可能性があるならば、パターを使った方が寄る確率が高いのであれば、全然オッケーでしょ。
ウェッジが苦手ならパターを使うのは全然あり
です。
大事なのは、
刻むべきところでは刻む
周りにからかわれても、「俺は100切りするんや」という強い意思を持つことが大事です。
現時点でスイングが安定してないのならば、正攻法は通用しません。
潔く諦めて今ある武器で最適な方法を選択することがポイントとなります。
球は高く上げずに転がすぐらいでオッケー
2つ目は、
なるべく低く転がる球を打つこと
です。
なぜならば、初心者が球を上げようとすると、すくい打ちやあおり打ちになり、ヘッドが下から入ります。
こうすると、ダフったり、球が曲がったりする原因になります。
ゴルフにおける、球を浮かそうとすることによる最大の損失は、
ダフりのミスは飛距離が大幅にロスすること
です。
100を切れない人はOBで自滅することもありますが、2打目以降で球が前に進まずにスコアが崩れることが多いのも事実。
そうならば、ダフりよりもトップのミスを選ぶべきだと思うのです。
ダフりに比べてトップだと転がっても前に進むので飛距離が落ちません。
また、高く上がった球は曲がりやすいし、風の影響も受けやすいので、OBが出る確率が高まります。
つまり、スライサーほど低い球を打つメリットが大きいのです。
100切りには、なるべく球を上げないことが大事なのです。
バンカー、池、林などは絶対避けて通ること
3つ目は、
ホールにあるワナは徹底的に避けること
です。
ペナルティのつく罠はもちろんのこと、バンカーや林や崖などはスコアを崩す元凶なので、絶対に近づかないことにします。
1ホールで大叩きしたときって、OB、池、バンカー、林などに必ずつかまっているはずです。
なので、そういうミスを避けるのが近道になります。
とはいえ、それらの罠を完全に避けることは不可能でしょう。
でも、避ける努力だけはしたほうがよいのです。
どうしたら罠を避けられるかを必死で考えましょう。
例えば、ティーショットでOBを出さないためにそこに届かない番手のクラブで打つとか、右にバンカーがあれば左の傾斜やラフでもよいと思って打つとか、池があれば遠回りして避けるとか、避けられることも多いはずです。
上手く池越えできれば。。。
などと色気をだして池ポチャでは100切りできません。
絶対に避けるべきなのです。
カップをオーバーさせないこと
4つ目は、
いかなるときもカップをオーバーさせないこと
です。
アプローチ、パットだけでなく、ショットもです。
グリーン手前に池があるときは例外ですが、基本的にショットでは、ピンを超える番手はもたないこと。
アプローチもパットもカップをオーバーさせないで、手前に止まったらオッケー牧場です。
なぜなら、
カップをオーバーすると難しいアプローチやパットが残るから
です。
日本のゴルフコースの場合、奥から手前にかけて傾斜している作りになっており、グリーンをオーバーすると、下りのショットが残るからです。
こうなれば、グリーンを行ったり来たり、カップを行ったり来たりして、気付けば1ホールで大叩き!ってことも多いはずです。
なので、手前から手前から攻めていくのが初心者の定石です。
カップは絶対に越えないことを肝に銘じて進みましょう。
ダブルボギー以上は打たないと心に誓う
5つ目は、
絶対にダブルボギー以下で回ること
です。
100切りのためには、各ホールをダブルボギー以下で回らなければなりません。
18ホール全てダブルボギーで108打。
そっから9打減らせれば100切り達成。
絶対にダボ以上は打たず、時にボギー、たまにパーを取る
そんな感じで回れれば100は切れます。
徹底するならば、パーは狙わずに、9ホールはダブルボギー、残り9ホールはボギーで100切りを目指すのもよいでしょう。
僕も最初はこうやってました。
何回かやってると、コツがわかってきます。
トリプルボギー以上を打つと取り返しがつかなくなるので、そこは絶対に死守すべきポイントですね。
パーパットを確実に打つよう努力する
6つ目は、
パーパットを打てるようにすること
です。
なにもパーを取れというわけじゃあなく、パーパットを打てるよう最善の努力をしようってことです。
パー3なら2オン、パー4なら3オン、パー5なら4オンでグリーンに乗せることです。
例えば、360ヤードのパー4を2打で乗せようとしたら、ナイスショットを2回続けて打たないといけません。
初心者の場合、これは結構難しいのですが、これを3打で乗せればよいと考えれば、確率はグッと高まります。
ティショットをミスって飛ばなくても、あと2打でグリーンに乗せればいいのですから。
パー3だって2打で乗せればよいと思えば楽ですし、480ヤードのパー5だって、120ヤード×4回で乗せればよいと考えれば気分は楽になりますよね。
とにかくパーパットが打てるように頑張れば結果はついてきます。
伝家の宝刀を2本作っておくこと
7つ目は、
超自信を持って打てるクラブを2本作ること
です。
自信のあるクラブが2本あるだけで、かな~り100切りに近づきます。
その内の1本は、
100ヤード近く飛んで100ヤード以上は飛ばないクラブがよい
です。
番手はピッチング、ウェッジ、この辺は人によって変わるでしょうが、自信を持って100ヤード打てるクラブをつくることです。
例えば、グリーンまで残り200ヤードだったとき、フェアウェイウッドでグリーンに近づけるんじゃあなく、伝家の宝刀で100ヤードづつ刻むのです。
無理にとばそうとフェアウェイウッドを使って自滅するのを防げます。
もう1本は、
フェアウェイから自信を持って150ヤード打てるクラブがあるとよい
です。
5~7番ウッドとか、4~6番ユーティリティーとか、パワー系ならば6番アイアンとかですね。
この中で自分に合ったコレや!というものを見つけてみましょう。
こういうクラブを持ってると、少々距離が残っても少しでもグリーンに近づけられます。
なんならティーショットで使うのもありですし。
ということで、自信を持って100ヤード打てるクラブと150ヤード打てるクラブを2本作ることで、コンスタントに100切りができるようになります。
→ゴルフ初心者が100切りを達成するための練習メニューを公開中!
以上が100切りするための7つの条件でした。
じゃあ、最後にまとめいきます。
【100切りする7条件】
①カッコ悪くても刻むことを考える
②なるべく低く転がる球を打つこと
③ホールにあるワナは徹底的に避けること
④いかなるときもカップをオーバーさせないこと
⑤絶対にダブルボギー以下で回ること
⑥パーパットを打てるようにすること
⑦超自信を持って打てるクラブを2本作ること
以上!
これであなたも100切り達成間違いなしです!
頑張りましょう~(^^)v