失敗しないゴルフのドライバーの選び方をご紹介します!
ドライバーを選ぶときに大事にしてることはありますか?
私がドライバーを選ぶときは、自分のヘッドスピードに合った総重量で決めています。
また、シャフトに関しては自分のスイングタイプで選んでいます。
この記事ではドライバーを選ぶ際に重要視しているヘッドスピードの目安と、スイングタイプによるシャフトの選び方をご紹介させてもらいます。
まずはドライバー選びのキモとなる、ヘッドスピードとその理由からみていきましょう。
ヘッドスピードでドライバーを選ぶべし
ドライバーには、それぞれ、重さ、ロフト、重心距離、シャフトの硬さなど判断すべきスペックが多くありますが、私の選び方はいたってシンプルです。
一番重視しているポイントというのが、
自分のヘッドスピードとドライバーの総重量
です。
ドライバーと自分のスイングのヘッドスピードが合っているかに注目しています。
総重量とは、当たり前ですがヘッドとシャフトとグリップの重さを指します。
では、なんで総重量を重視しているかというと、
クラブの重量はスイング作りに重要な部分だから
です。
今は軽いクラブが多くあり、軽いクラブは振り心地がよくて速く振れるので選びがちですが、軽いクラブを使い続けると必ず手打ちになります。
なので、適正な重量を選ぶ必要があるんですね。
重量とスイングの関係性については、以下の記事に詳しく書いてるのでご覧ください。
では、いよいよあなたのヘッドスピードに合うドライバーの重量をご紹介します。
ドライバーの重量に見合うヘッドスピードの目安
【ヘッドスピード30m/s前後のゴルファー】
・長さ43.5インチ
・重量280g
【ヘッドスピード37m/s前後のゴルファー】
・長さ45インチ
・重量280g
(内訳:ヘッド200gシャフト40gグリップ40g)
【ヘッドスピード42m/s前後のゴルファー】
・長さ45インチ
・重量300g
(内訳:ヘッド200gシャフト50gグリップ50g)
【ヘッドスピード47m/s前後のゴルファー】
・長さ45インチ
・重量320g
(内訳:ヘッド200gシャフト70gグリップ50g)
※0.5インチ短くなったら+7g、0.5インチ長くなったら-7gで換算する
上記の数値を目安に考えれば大きく外すことはないかと思います。
重量についてはこれでよいのですが、もう一つ気にするべきなのが自身のスイングタイプと合っているかです。
インサイドインやアウトサイドインなど、スイングタイプは人によって様々です。
ドライバーを選ぶ際には、この部分も合わせておく必要があります。
総重量以外でドライバーを選ぶポイント
私が総重量以外でドライバーを選ぶポイントとしてみている部分というのが、
重心距離
です。
なぜ重心距離をみているかということについては、以下の記事をご覧ください。
→ドライバーの重心距離でヘッドを選ぶ方法をわかりやすく解説!
ここでは、重心距離を選ぶ基準をまとめておきます。
・フェースが閉じやすい人は重心距離が長めが良い
(重心距離が長い38~40mmとフェースが返りにくいのでフッカーに合う)
・フェースが開きやすい人は短めが良い
(重心距離が短い34~36mmとフェースが返りやすいのでスライサーに合う)
・ヘッドスピード速め46m/s重心距離短めが良い
(ヘッドスピードが速いとフェースを閉じにくいため)
・ヘッドスピード遅い38m/s重心距離が長めが良い
(ヘッドスピードが遅いとフェースを閉じやすいため)
【長短の目安】
短め34㎜
標準36㎜
長め38㎜
ヘッド部分に関してはシンプルにこれだけです。
私はヘッドスピードと総重量と重心距離を基準に選んでいます。
では次に、シャフトを選ぶ際に重視していることを書いていきます。
ドライバーのシャフト選び方でチェックすべきポイント
ドライバーのシャフトを選ぶ時に見るポイントは、シャフトの硬さ、キックポイント、それに振動数です。
シャフトの硬さを決める時には、自分のスイングタイプと照らし合わせて決めるといいですね。
・バックスピン量が多い人は硬めのシャフト
・バックスピン量が少ない人は柔らめのシャフト
・アウトサイドイン軌道の人は柔らかいシャフト
・インサイドアウト軌道の人は硬めのシャフト
といった感じです。
シャフトが柔らかいとインサイドインの軌道に振りやすくなり、シャフト硬いとアウトサイドインの軌道に振りやすくなります。
↓もっと詳しく解説した記事はこちら↓
次にシャフトのキックポイント。
キックポイントの決め方としては、
・インパクトでヘッドが先行する人は元調子
・スライサーは2キックポイントの中調子か元調子
・よくプッシュアウトする場合は先調子
・プッシュアウトを警戒して逆にフックする場合は中調子
・特にスイングに癖がなければ中調子
という感じで選ぶと大きく外すことはないでしょう。
↓もっと詳しく解説した記事はこちら↓
ドライバーシャフトのキックポイントの選び方!これでバッチリです!
また、販売ページに数値があれば目安となるのが振動数です。
フレックスの表記より振動数を見るべし
フレックスの表記はメーカーやモデルによってバラバラなので、同じSでも硬さが違うことが多々あります。
この差異を見分ける指標となるのが振動数です。
表記があれば以下を目安にしてください。
【ヘッドスピード40m/s以下のゴルファー】
切り返しでコックがほどけやすい人:220~235cpm
切り返しでコックをキープできる人:230~250cpm
【ヘッドスピード43m/s以下のゴルファー】
切り返しでコックがほどけやすい人:230~245cpm
切り返しでコックをキープできる人:245~260cpm
【ヘッドスピード46m/s以下のゴルファー】
切り返しでコックがほどけやすい人:240~255cpm
切り返しでコックをキープできる人:255~270cpm
【ヘッドスピード49m/s以下のゴルファー】
切り返しでコックがほどけやすい人:250~265cpm
切り返しでコックをキープできる人:270cpm以上
ということで、ゴルフのドライバーの選び方でした。
いろいろ指標があると迷いが生じるので、本当に重要なポイントだけをピックアップしました。
クラブは総重量、重心距離、シャフトの硬さ、キックポイントと、自分のヘッドスピード、スイングタイプを考慮して選ぶと適正なクラブを選ぶことができます。
クラブ選びの際に参考になれば幸いです(^^)