吉江彩佳プロのスイングを分析してみました!
古江彩佳プロはアマチュア時代に富士通レディースでアマ史上7人目の優勝を果たして、鳴り物入りでプロに転向してきました。
こりゃ楽しみな選手が出てきましたね。。。
女子ゴルフ界にとんでもない逸材が出てきましたよ!!
何がって、古江彩佳プロはショットの精度がとにかくヤバいんです。
だってドライバーショットでフェアウェイを外したのは3日間で1回だけ。
パーオン率は83%とヤバい数値をたたき出しています。
古江彩佳プロの正確無比なショットは、どのようにすれば打てるのでしょか?
あの安定感はハンパないですからね。
ということで、ドライバーとアイアンを曲げないコツをスイング分析から暴いていきたいと思います。
使えると思ったらサクッとパクってくださいな。
では早速みていきましょう。
古江彩佳のドライバーショットを解析
まずは古江彩佳プロのドライバーショットからみていきます。
両膝をやや外側に向けて重心を落とし、がに股で下半身を安定させてアドレス。
スイングの始動からフィニッシュまでしっかり体が回っています。
古江彩佳プロのドライバーショットで特徴的なのが
上体が突っ込まないところ
ですね。
それでいて、インパクト時にも前傾姿勢がアドレスの状態を維持できています。
そして、ヘッドがビュン!という感じでなく、スッーと走っているイメージですね。
体に力が抜けていて、余計な力は一切入ってないようにみえます。
脱力することによってダウンスイングで肩が先行して回るのを防いでいるのですね。
いや~見事に『左側の壁』が出来ています。
古江彩佳プロ曰く、
左肩の高さに壁をイメージして切り返していくことで、右肩が前に出ず下半身リードでスイングできる
とのこと。
これは金言ですな。
余計な力が入ると肩が回りすぎて打ち急いでしまうあまり、アウトサイドインの軌道になって引っかけが出ます。それを回避しようとして上体を起こすと今度は右にスライスします。
そしてスイング中は、頭の位置もほとんど動いていません。
ビハインド・ザ・ボールです。
右肩が前に出ないでトップでの捻転差をキープできるってわけですね。
こうしてみると、やはり体の回転で打つことを意識しているようで、リズムもすごくいいですね。
プロであっても一番重視するところは、切り返しからダウンスイングでの体の開きや肩の先行であり、下半身リードで体の回転で打つことなんですな。
ゴルフスイングで最も大事な部分なのですね。
→小祝さくらのスイング分析してみた!なぜ安定するのか理由がわかった!
では次にアイアンショットをみていきましょう。
古江彩佳のアイアンショットを解析
アイアンショットも基本的にドライバーと同じですが、ドライバー以上にその場でクルっと回転してるように見えます。
そして、
前傾姿勢が見事にキープされています
アドレスでは足裏全体でベタッとドシッと重視を落として構えています。
古江彩佳プロ曰く、
足指で地面を掴むように立つことにより下半身を安定させて前傾角度をキープしている
とのこと。
ここでのポイントが、重心を落としたときに頭の位置が下がっていないところですね。
頭まで下げてしまうとスムーズに回転することができなくなるので、スイングが不安定になります。
こうなれば、ダウンスイングで上体が突っ込んでしまう原因にもなります。
下半身をどっしり落としても頭を下げないようにするには、頭のてっぺんを上に吊られてるイメージを持つことで上手くいきます。
こうすることにより、足裏全体は地面にベッタリでも頭は上に吊られてるので、身体がピーンと伸びている状態になります。
また、よく見ると、
バックスイングで右肘が下を向いています
右肘が下を向いてれば、トップの位置が安定するのでスムーズにダウンスイングに入れるからですね。
古江彩佳プロのアイアンショットは、
重心を落としつつも上体を伸ばし、その場でクルッと高速回転して打つ
この打ち方ならばボールがつかまってショットが安定するのですね。
よし、早速ボクもパクってみようw
ということで、参考になれば幸です。