ゴルフの野球打ちの直し方が知りたいって?そんなモン必要ナッシング!

ドライバーの打ち方

当ブログの検索キーワードを見ていると『野球打ちの直し方』で検索されてる人が結構います。

 

 

ゴルフで野球打ちはNGなのか?

 

果たして野球打ちを直す必要があるのか?

 

僕の答はこうです。

 

ゴルフに野球の動きを取り入れよう

 

ってこと。

 

なぜなら、

 

ゴルフと野球の動きには共通点が多いから

 

です。

 

あのシンデレラガールこと渋野ひなこプロのスイングも原点はソフトボールからきてます。

 

 

渋野プロは小学校2年からソフトボールを始めて、ピッチャーをやっていたそうですが、それがゴルフにも活きているとのこと。

 

下半身が先行して最後に手が動くのは、ゴルフのスイングと同じ動きだからです。

 

振りかぶって、足を踏み込んで、投げる動きは似ています。

 

また、野球のバッティングは構えてる時はバットを立てていますが、いざ打つときはバットを寝かせて打ちます。

 

ゴルフでも最近再流行中のシャロースイングは、トップでシャフトを立てて、ダウンで寝かして下ろす動き、水平に振る動きは同じだといえますね。

 

シャフトは立てて打つ!を誤解してちゃあミスります!

 

では、もう少し野球打ちとゴルフ打ちの共通点、そして違う点について詳しくみていきましょう。

 

野球打ちとゴルフの打ち方の違い

 

野球とゴルフの動きには色んな共通点があります。

 

ゴルフと野球の共通点

・ピッチング(下半身始動)

 

・バッティング(下半身始動&水平スイング)

 

・肘を柔らかく使うところ

 

・ビハインドザボール

 

ゴルフと野球の違う点
・インパクト時の肩の向き

 

といったところでしょうか。

 

まずは、やはり『下半身始動』という動き。

 

野球のバッターやピッチャーが投げたり打ったりするときは、スイングの始動でまず左足の踏み込みから始まります。

 

 

 

これは、切り返しで左足を踏み込みから始める、ゴルフの下半身リードと同じ動きです。

 

というか、スポーツは全般的に、

 

いかに下半身を上手く使えるかが重要

 

だと思いますね。

 

脚は腕の3倍の力があると言われてますから。

 

ゴルフスイングは下半身の使い方が全て!参考にすべきスイングを紹介します!

 

さらに、『肘を柔らかく使うとこと』も似ています。

 

野球のバッティングで肘を突っ張ってると、内角の球は詰まってしまい打てないし、何よりスムーズにバットが振れなくなります。

 

ゴルフでも、肘が突っ張ってると、ヘッドが走りません。

 

また、ゴルフの基本といえるビハインドザボールも野球と似ています。

 

 

スイング中はボールより後ろに頭があるのが理想です。

 

野球でも打ち気が強いと、頭が前に突っ込んでピッチャー方向に流れてしまうことがありますが、これだと上手く打てません。

 

ゴルフでも野球でも『ビハインドザボールは鉄則』だと思います。

 

では、野球とゴルフの決定的な違いはなんでしょうか?

 

それは、インパクトでの肩の向きです。

 

バッティングでは上体がピッチャーに正対するのに対して、ゴルフではボールに正対するので、野球のバッティングの方が肩の開きが早くなるのです。

 

 

ゴルフスイングでは肩の開きが早いと上手く打てません

 

ここが、「野球打ちは直さなアカン」と言われるところなんですね。

 

実は、僕は中学高校と野球をしてまして、この肩の開きを直すのに相当苦労しました。

 

だからスライスがなかなか直らなかったです(TдT)

 

インサイドインで強制的に振り下ろす3つのコツ!

 

ちなみに渋野プロは、左打ちだったそうで、これはゴルフを続けていくのを見越して、あえて左打ちにしていたそうです。

 

ソフトボールは左打ち、ゴルフは右打ちにすれば、ゴルフスイングの時に肩の開きを抑えられて、絶妙なバランスを保つことが出来るようになったのだと思います。

 

ただ、野球打ちが肩の開きが早くなるとはいえ、重いバットを振ることは体全体を使ったスイングの練習にはなります。

 

下半身リードと左の壁が出来てる人にとっては、バットでの素振りは飛距離アップのために有効な練習だと思いますね。

 

次はピッチングについてみていきましょう。

 

野球のピッチングこそゴルフスイングに取り入れるべき!

 

 

野球のピッチングは、ゴルフに活かすことができます。

 

投げる動作はゴルフスイングに通ずる

 

のです。

 

投球動作

①振りかぶる=テークバック

 

②足を踏み出す=切り返し

 

③手からボールを放す=インパクト

 

④腕を振り下ろす=フォロー

 

ね、けっこう似てるんです。

 

他にも、投げる時の右肘の角度や使い方は、ゴルフのダウンスイングに似ています。

 

特に、

 

下半身始動と地面反力は同じ動きなので取り入れるべき

 

なのです。

 

左足を踏み込んでから投げる、左足を踏み込んでから打つのも、同じ下半身始動です。

 

ピッチャーは投げた後に左足で地面を蹴って伸ばしますが、これもゴルフでいうところの地面反力と似ていますね。

 

などなど、一見似て非なる投げる動作と打つ動作には、共通点が多いのですね。

 

なので、ボールを投げるという動作は、下半身始動と地面反力の練習なるので、取り入れるとメリットがありそうです。

 

切り返しと体の回転の練習には『遠投』をしてみるといいでしょう。

 

 

できるだけボールを遠くに投げる練習です。

 

遠くへ投げるには、体全体を使って投げる必要があり、下半身から始動しないと投げれません。

 

ゴルフの切り返しが上手くできないあなた!この4パターンを試して下さい!

 

また、ピッチャーになったつもりで『投球練習』をするのもいいですね。

 

速い球を投げるには、捻転差を活かして投げ、地面反力も利用する必要があります。

 

投げるときに、右手でボールを放す時に、左腕を自分の方に引くことで、カウンター効果が得られます。

 

フォローで左足で地面を蹴り、左膝を伸ばすことで地面反力も得られます。

 

特にゴルフ練習がマンネリ化してる人には気分が変わってオススメです。

 

ただし、肩の開きが気になる人にはオススメできないので、悩ましいところですが。。。

 

でも、何がヒントになることもあるはず。

 

野球打ちを直すというよりは、野球打ちを活かす方向で考えてみるのもいいのではないでしょうか?

 

ってことで、週末はキャッチボールに出かけてみましょう。

 

参考になれば幸いです。