パットの距離感の感覚を合わせるコツを伝授!

パッティングの打ち方

パットの距離感の感覚が合わない。

 

 

ぶちゃけパッティングって、その人の感性になってくるので、これといった型がないというのが本音です。

 

青木功さんみたいなパットは真似しようにもできませんからね(汗)

 

ですが、僕が思うに、距離感の感覚と実際の距離を少しでも近づけることはできます。

 

ってことで、この記事では「パットの距離感の感覚を合わせるコツ」を書かせてもらいます。

 

ポイントは「利き手の感覚」と「カップの見方」ですね。

 

では、いきましょう。

 

パットの距離感は右手の感覚が命

 

 

パットの距離感を出すコツは、

 

カップを見ながら利き手で打つ

 

これです。

 

プロのパッティングを見てると、ロングパットでもショーとパットでもピッタリ距離が合うのは利き手の感覚を活かしてパットしてるからです。

 

試しに手でボールを持ってカップに転がしてみるとよくわかります。

 

 

カップまで何ヤードあるか?どれぐらいの振り幅で振ろうか?とか頭で考えずに適当に転がしても、意外とちゃんとカップに寄せることができます。

 

これが人間が本来持ち合わせている、

 

本能の距離感

 

ってやつです。

 

この本能を活かすことが大事なのですね。

 

ということで、

 

パターを持ったときも右手(利き手)で転がすように打つのが効果的

 

ってわけです。

 

ショートパットのコツ9選!マジで役立つ情報をお届けします!

 

ただし、いくら利き手の感覚だけで打つといっても、やっぱり練習は必要です。

 

ってことで、ラウンド前にパッティンググリーンで行うと効果のある練習方法をご紹介していきます。

 

パットの距離感を出すための練習法

 

 

タッチを磨くならば、色んな距離を打つよりも、同じ距離を繰り返し何度も打つことで、自分の中での基準となる距離を作れるようになります。

 

だいたい10ヤードぐらいの距離を繰り返し打つのがいいです。

 

【10ヤードの距離感を作る5ステップドリル】

 

①まず利き手で転がしてみる

まずは利き手でボールを持ち、10ヤード先のカップに転がします。初めてやっても大体距離が合うと思います。この自然に身についた感覚を覚えておきます。

 

②カップを見ながら利き手だけで打つ

手で転がしたときの感覚を忘れないうちに、利き手1本でパターを持って打ちます。この時にボールを見ずにカップを見ることが重要です。視線をカップに向けたまま打ちます。

 

③カップを見ながら両手で打つ

何度か打ってみて、利き手でのタッチが合ってきたら両手で打ちます。ここでもカップを見たまま打つことで見た目の距離に体が自然と合うように動きます。

 

④目を閉じてカップを想像して打つ

アドレスでボールにヘッドをセットしたら、目を閉じて打ちます。これにより神経がより研ぎ澄まされるので、体の動きを脳に染み込ませることができます。

 

⑤頭にカップを想像して打つ

ここでようやく視線をボールに向けていつも通りの打ち方で打ちます。ただ頭の中でカップまでの④でイメージした距離感を想像して打ちます。

 

以上。

 

この練習をラウンド前にやるかやらないかでパット数が劇的に変わってきます。

 

騙されたと思ってやってみましょう(^^)v

 

パターの打ち方で絶対に守るべきポイントとは?

 

次に、カップの見方を変えることにより、パッティングの打ち出し方向性を格段につかみやすくする考え方についてご紹介しますね。

 

パットの打ち出しの方向性を確実に高める方法

 

 

いくら距離感が合っていても、打ち出しの方向性が間違っていれば意味がありません。

 

打ってみたら全然違う方向に転がっていったなんてこともあるのではないでしょうか?

 

じゃあなんで方向性が安定しないのかというと、

 

カップに入れようとする意識が打ち出し方向を狂わせる

 

からです。

 

 

パターなんだからカップに入れるのは当たり前やろって思うでしょうが、カップに入れようとすれば方向性が狂います。

 

特にカップが見えているショートパットは、入れようという気持ちが強くなるので、体に力が入ってスムーズな動きができなくなっちゃうってわけです。

 

なので、

 

カップに入れるという意識をいかに消すかが重要

 

となります。

 

なので、ここではカップに入れるという意識を消す考え方を紹介します。

 

ポイントは2つ。

 

①立体物をイメージして当てる意識で打つべし!

カップに入れるイメージよりも、カップに何か立体物が立っているイメージをして、その立体物に当てるという意識で打ったほうが方向性が安定するのです。ピンを立てたままのほうが方向性が安定するのはそういうことです。イメージするのは高くて太くて大きい物を想像したほうがカップの存在を消しやすくなりますよ。

 

 

②アドレスで肩と目線を水平にするべし!

カップを意識すると目線が下がるためアドレスで右肩が前に出やすくなります。こうなると引っ掛けてしまうので左に打ち出してしまうので、注意が必要です。打ち出す目標に対してアドレスしたら目線と同じ高さに意識を持っていくのがベストです。

 

ゴルフのパッティングはアドレスで8割決まるって話

 

ちなみに僕は、ジャイアント馬場さんをイメージして、馬場さんの右足を狙うようにしてます(笑)

 

ショートパットは「入れたい」「ミスりたくない」というプレッシャーが体が力んで、スムーズな動きを阻害しちゃいます。カップは穴に入れるのではなく、棒に当てるというイメージで打つことで力みがとれてスムーズに動けるようになります。

 

【パットのコツまとめ】

 

距離感:利き手の感覚を活かして打つ

 

方向性:立体物をイメージして当てるように打つ

 

利き手で転がすように立体物に当てるイメージで打つ!

 

これで完璧にパット数が激減しますよ。

 

是非お試しください。

 

参考になれば幸いです。