松田鈴英プロの平均飛距離は255.25ヤードです(汗)(シーズン2019)
女子プロのトーナメント中継を見てても、松田鈴英プロのドライバー飛距離は、他の選手よりも頭一つ抜きん出てるのがわかります。
僕も、「はぁ女子に負けた。。。」と落ち込みます(笑)
でも、
僕よりもおそらく腕力も体格でも劣るであろう、松田鈴英プロが何でそんなに飛ばせるのか?
気になったので、スイングを調べてみました。
インパクトで合わせにいくと曲がって飛距離をロスします。狭いホールでも振り切ることを考えています
そう語る鈴英ちゃん。
それはわかりますよ、鈴英ちゃん。
でも、絶対他にもコツがあるはずです。
ってことで、アドレスからトップまで、切り返し、インパクトと3つのブロックに分けてみてきます。
では、続きをご覧くださいまし。
松田鈴英にのアドレスからトップには4つのポイントがある
松田鈴英プロのアドレスからトップまでを見ていると、
しっかりねじったトップが作れている
ことに気づきます。
何て言うんでしょうか、左の脇腹が折れて、右の脇腹が伸びている感じといいますか。
テークバックの始動から、左脇腹を側屈させて、右脇腹を伸ばし、左肩を下げてから上体を右に回すと、腕で上げるのではなく、体でスムーズにクラブを上げることができてます。
腕を使わず体をねじってクラブを上げること
これがポイントですね。
飛距離を伸ばすためには、パワーをため込んだトップを作ることが必須です。
では、そのパワーをため込んだトップを作るためには、バックスイングでの事前準備が必要となります。
ポイントは4つ。
①背中が一直線のアドレスで構える
しっかり捻転させてクラブを上げるには、アドレスの姿勢が重要です。背中を一直線にして構えることでスムーズに体が回ります。猫背、反り腰で構えるとトップで上体を深く捩ることができません。
②左脇腹を側屈させ左肩を下げてバックスイング
腰の高さを変えないように、左脇腹を側屈させながら左肩を下げます。そこから胸を右に回してバックスイングします。
③肩甲骨を寄せるように上げる
バックスイングでは、右肩甲骨を左肩甲骨にくっつけるようなイメージで、クラブを上げていきます。こうすれば自然に胸が回って腕が上がっていきます。なので腕で上げる動きは必要ありません。
④膝を動かさない
アドレス時の両膝をできるだけ動かさないこと。そうすればしっかり捻転したトップが作れます。左膝が右膝に寄っていくと、下半身も一緒について回るので、深い捻転ができなくなるからです。
以上。
僕も、実際にこの動きを真似てみましたが、「けっこう低いトップになるなぁ」という印象でした。
腕を使わず体で上げると、トップは低くなります。
ちなみに、松田鈴英プロのトップは高いです。
これは、彼女の肩甲骨が柔らかいからであり、腕を使ってクラブを上げてるわけじゃあないので悪しからず。
では、次に『切り返し』をみていきます。
松田鈴英の切り返しを考察
しっかり捻転したトップを作ったら、次は重要な切り返し。
鈴英ちゃん曰く、
しっかりケツを回すこと
が、ポイントだとか。
そして、
上体は出来るだけトップ位置でキープ!
すること。
確かにスイングを見てると、しっかり捻転してパワーをため込んだトップをつくれたら、上体をトップのままに軽く沈み込んで、左ケツを回しています。
→ゴルフの切り返しが上手くできないあなた!この4パターンを試して下さい!
こうすることで、
ねじれを更に拡大させている
のですね。
ただし、この動きをすると、上体が起き上がりやすくなるので、前傾姿勢のキープは必須です。
ところが、鈴英ちゃんは前傾をキープするだけでなく、一旦軽く沈み込んでいます。
これは、切り返し以降ではため込んだパワーの放出により、強い遠心力がかかるため、前傾角度をキープする意識だけでは足りないからだと推測されます。
前傾角度をさらに深くして沈み込むことで、起き上がりを防いでいるのでしょう。
では、次にインパクトをみていきます。
松田鈴英のインパクトを考察
切り返しで更にパワーをため込んだら、インパクトで一気に解放!
そんな感じのインパクトですね。
左足に体重を乗せて地面を蹴り上げています。
左足で地面を蹴り上げて、カカトが浮くぐらい思いっくそ飛び上がりそうになっているのがわかりますね。※動画で見たら解ります(汗)
鈴英ちゃん曰く、ポイントは左足指母丘に体重を乗せて踏み込むことだそうで、左足外側に乗せると軸がブレるそうです。
左足指母丘で地面を蹴りジャンプするようにするのがコツ
だそうです。
こうすることで、腰が素早く切れて回り、
体が上に上がる力とヘッドが下に振られる力が相反してヘッドが走る
のですね。
これは、いわゆる、
流行りの反力打法ってやつ
ちなみに僕なんかは、こんなにジャンプしちゃうと軸がブレそうで怖いので、左膝を伸ばすぐらいに留めています。。。
これだけ左カカトが浮くくらい大胆に蹴り上げた方が、腕や肩に力が入らないので、結果的に上体が起き上がらず、ボールがつかまるのだと鈴英ちゃんは言っています。
中途半端に蹴って余計な力が入るとヘッドが走らず、軸がブレてミスショットになるそうです。
マジかよ(汗)
まぁ確かにそうなのかも、僕も試してみよっと。
ともあれ一番のコツは、
上半身の力を抜くことにあり
だと僕は思います。
では、まとめいきます。
①背中を一直線に伸ばしてアドレス
②左脇腹を側屈させ右脇腹を伸ばしてバックスイング
③切り返しは上半身をトップにキープしたまま左ケツを切る
④インパクトは上半身の力を抜いて左足母指丘で地面を蹴り上げる
これらが、松田鈴英プロが飛ばせる理由です。
よっしゃ!これで僕も300ヤード目指します!(無理)
→ゴルフで飛ばすコツ!飛ばし屋の共通点を3つあぶり出してみた!
では、参考になれば幸いです。