ゴルフって押す感覚が重要です。
特に押すインパクトの意識は大切。
押す=自分の体重をボールに乗せること
です。
いかに、自分の体重をクラブを伝ってボールにぶつけるかが、ゴルフをするうえで大事なことです。
飛距離を伸ばすために、体重をボールに乗せると思いがちですが、それだけではなく、方向性が良くなったり、スイングの再現性が高くなるというメリットもあります。
下半身でパワーを貯める
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パワーを上半身に伝える
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パワーをクラブに伝える
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パワーをボールに伝える
この流れでボールは飛ぶのです。
これは普遍です。
インパクトで押すイメージは大事ですが、当然手の力だけでは限界があります。
そこで、
下半身の力を使う!
これはゴルフだけでなく、全てのスポーツに共通しますね。
ちなみに『脚は腕の3倍の力がある』といわれています。
ボクシングでパンチを打つときも、下半身の力を上半身から拳に乗っけて押したほうが、スピードもパワーも上がります。
ゴルフスイングも同じで、下半身からクラブヘッドにパワーを伝えて、インパクトで押し込んだ方が飛ぶし再現性も高まるのです。
ってことで、まずは『下半身でボールを押すことによるメリット』を書いていきます。
押すために下半身で体重を乗せること
下半身に体重を乗せて、ボールを押せるようになると、2つのメリットがあります。
①弾道をコントロールできる
インパクトが点でなく線になればボールは押せます。しっかり体重を乗せて体を使った
スイングができると、線の長さを変えることも可能になり、弾道を操れるようになります。
②スイングの再現性が高くなる
ボールに当てに行く手打ちだと、体の動きが硬くなり軸がブレたり、スイングの軌道がズレてしまいます。しっかり体重を乗せて体を使ったスイングの方が軸が安定するので結果的に再現性が高くなります。
つまり、
インパクトで押すということは、スイングを線でとらえる
ということなんです。
インパクトで打つという意識が強いと、スイングが点になってしまい、ボールを押すことができなくなり、手打ちになる。
インパクトはあくまで通過点であり、体の動きでスイングすれば、インパクトで押すことができます。
手先ではなく下半身をしっかり使い、体で打つから体重がボールに乗って、スイングの軌道が安定し、再現性が高くなるって寸法ですね。
では、もう少し突っ込んで、強く押すために必要なコツを書いていきます。
強く押すために必要なコツ
インパクトで強く押せるようになるにはどうすればいいか?
それは、
入射角をゆるやかにすること、インパクトゾーンを長くすることが重要
となります。
ヘッドの入射角がゆるやかになれば、インパクトの時間が長くなります。
インパクトゾーンが長くなると、自然にボールを長く押せるということです。
ですが、これが中々難しい。
小手先でインパクトゾーンを長くしようとしても、ただの手打ちになり、ミスショットの嵐が待ってます。。。
じゃあ、どうすればいいかというと、
前傾角度をキープして打つ
これがコツとなります。
ゆるやかな入射角で打つには、前傾角度を維持することが必須です。
アドレス時の前傾角度をインパクトでもキープする
これができれば、インパクトゾーンを長くとれて、押すことができます。
まず、股関節から上体を前傾させてアドレス。
その上体の傾きをキープしたままバックスイング
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上体の傾きをキープしたままダウンスイング
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上体の傾きをキープしたままインパクトを迎える
たったこれだけで、長くボールを押せるようになります。
前傾キープするために必要なこと
とはいえ、この前傾角度のキープはわかっちゃいるけど出来ないものです。
早く体が開いたり、ボールの行方を追ってヘッドアップしたら、一瞬で前傾角度が崩れます。
なぜ、そうなるのか?
前傾キープできない原因は、
下半身を使えてないから
ということになります。
上体が立ってしまっているから、前傾が崩れるのです。
なので、前傾姿勢をキープするためには、
重心は下へ向かって、下半身で溜め込んだパワーは下に働かせること
これが大事なのです。
バックスイングからトップで溜め込んだパワーを、ダウンスイングで地面にぶつけるイメージで振れば、前傾姿勢をキープしやすくなります。
下半身の使い方で参考になる記事は以下。
→ゴルフスイングは下半身の使い方が全て!参考にすべきスイングを紹介します!
パワーを下にぶつけることで、前傾角度は維持できますよ(^^)v
では最後にまとめます。
インパクトで押すイメージを作るには、
手先ではなく下半身のパワーを使って、体の回転でボールに伝えること
それを実現させるためには、
重心を下に向けて前傾角度をキープすること
これで、インパクトゾーンが長くなり、押せるようになるので、飛距離も伸びるし、軌道も安定し再現性が高まります。
ぜひ一度お試しくださいまし。
では、参考になれば幸いです。